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コース案内:チェックポイント(4)「旧和田家住宅」

チェックポイント(4)「旧和田家住宅」

旧和田家住宅

旧和田家住宅

旧和田家住宅

■小浜宿と旧和田家住宅

旧和田家住宅は、旧米谷村の庄屋であった和田家の邸宅で、江戸時代中頃に建てられた、宝塚市内で現存する最も古い邸宅の一つです。摂津・丹波型と呼ばれる妻入角屋本瓦葺の造りで、居室部は、角屋座敷のほか、三室二列の六室からなる間取りをしています。また、「へや」「なんど」と「ちゃのま」「板間」の間は約20センチメートルの高敷居で仕切れています。この高敷居は「納戸構(なんどがまえ)」と呼ばれるもので、江戸時代の様式を示しています。

 

「阪神・淡路大震災」により被災し、半壊の状態でしたが、市内最古の民族遺構を保存するための修理が行われ、平成8年4月に宝塚市の有形文化財に指定されました。その後、ご当主の和田正宣氏より平成8年11月に宝塚市へ寄贈いただき、平成11年7月に現在の「宝塚市立民俗資料館」として開館しました。内部は、上客の接客空間として設けられた角屋座敷や、封建的な身分制を物語る高敷居、住み込みで働いていた人たちの天井裏の寝室などがあり、江戸時代の名残をとどめています。また、大正時代のオルガン、昭和時代の五右衛門風呂(正式には長州風呂)、台所などのほか、長刀や長槍、文机などそれぞれの時代を感じさせる展示物を紹介しています。

 

当資料館の旧所有者である和田家は、代々、米谷村飯野藩の庄屋をつとめていました。そのため、当時、庄屋として活躍していた和田家の業績を示した古文書が数多く残されています。検地帳などの近世文書は市内江戸期の村況記録として欠くことのできない重要で貴重な資料であり、その一部を当資料館にて展示しています。また、『古文書を読む会』の開催や成果を発表する会誌の発行など、古文書を身近に感じていただけるような活動も行っています。

 

歴史民俗資料館旧和田家住宅では、資料館職員がガイドとなって、資料館の内部だけでなく、小浜宿を歩いて回る校外学習を積極的に行っており、小学校3年生社会科単元「昔のくらし」や総合学習で、市内の小学校に利用されています。江戸時代の町並みが残る小浜宿の見学や、昔の道具に実際に触れる体験など、現地ならではの学習ができます。社会科見学をご希望の学校につきましては、詳しくご案内いたしますので、社会教育課までお気軽にお問い合わせください。