雪組新人公演「私立探偵ケイレブ・ハント」 感激日記

姿 美保子です

 

今週の月曜日まで、

あわてんぼうのサンタとトナカイさんたちが大劇場に出ていたせいでしょうか(出演作はGreatest HITS)

宝塚の街は12月のような寒さに震えています。

でも、でも、大丈夫!

明日から宝塚は「金色の砂漠」になるのですから!

 

その前に

雪組新人公演 ミュージカル・ロマン「私立探偵 ケイレブ・ハント」

感激日記 をお送りしましょう。

 

本公演と同じく、「これぞタカラヅカ!」といったカッコイイダンスで始まった雪組新人公演。

中でも新人公演主演が3度目となる永久輝せあ(とわき・せあ/97期)さんと、

新人公演ヒロイン2度目の星南のぞみ(せいな・のぞみ/98期)さんの

切れと色気のあるダンスは目を引きました。

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永久輝せあさんが新人公演で演じたのは、主人公の私立探偵、ケイレブ・ハント(本役:早霧せいな)。

舞台映えのする容姿に恵まれた永久輝さんは、

研6にして既にて立っているだけで色気を感じさせ、粋な探偵ぶりも堂に入ったものです。

少しハスキーで甘い話し声も魅力的ですし、歌の表現力も優れている方だなと感じました。

お話の中でケイレブは謎の死を遂げた女優・アデルの死の真相を追求していくのですが、

強力な悪の集団に立ち向かっていくその強い思いが、

永久輝さんの銀橋でのソロナンバーからグイグイと伝わってきました。

 

スタイリストとしてバリバリ働いている女性イヴォンヌ(本役:咲妃みゆ)を演じた星南のぞみさんは、

スタイリッシュな衣装をすてきに着こなし、作品の持つしゃれた雰囲気を体現していました。

 

その他注目した方をピックアップしてみましょう

 

まずは、レイラ(本役:星南のぞみ)役の 彩みちる(いろどり・みちる/99期)さん

50年代のアメリカンガールの雰囲気がよく出ていてチャーミングでした。

 

もう一人は、アデル(本役:沙月 愛奈)役の 有沙 瞳(ありさ・ひとみ/98期)さん

個性的な声と印象的なお芝居に注目しました。

 

どちらも事前に配役を確認して意識して見ていた役ではなかったのですが、

とても印象に残りましたので、どなたが演じていたのか確認してみて納得!

お二人とも新人公演などで今をときめく雪組若手スター・月城かなとさん、永久輝せあさんの

相手役をされていた方だったのです。

 

また男役では、探偵事務所のカズノ(本役:彩風 咲奈)役の 縣 千(あがた・せん/101期)さん

本公演では返事が元気な探偵事務所の雑用係トレバーを演じています。

新人公演でのカズノ役ではたくさんのセリフを聞かせてくれました。

また、トレバー役の時はゴツイ男の子のイメージだったのですが、

カズノ役では金髪が似合うイケメンでおしゃれな青年に見事に変身。

このように生徒さんが役によって違う面を見せてくれるのも、

こうした役替わり公演のダイゴミなのかもしれませんね。

 

舞台に立っているのは清く正しいタカラジェンヌたち。

ましてやまだ新人公演の学年にとって裏社会に巣くうワルたちやハードボイルドを演じるのは難しかったと思いますが、

主演の永久輝せあさんを中心に正塚作品独特の世界観に挑戦した雪組新人公演でした。

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終演後に行われた囲み取材では公演を終えた感想をこのように話されています。

 

永久輝せあ さん

「三度目の新人公演主演ですけれども、

2作品ともアニメが原作、漫画が原作の物が続いたので

初めてのオリジナル作品の新人公演主演ということで

本当に一から作り上げる難しさを痛感しました」

 

星南のぞみ さん

「こんなに難しい役をしたのは本当に初めてというぐらいで

ずっとずっと迷って迷って。本番も迷って不安であせって・・・

もっとこうすればいいのにというのがいっぱいあったので

東京にはそれを改善してお見せできるように頑張りたいと思います」

 

「迷って、不安で、あせって・・」と反省する星南さんに

「それでいいんじゃないの?」と横からやさしく助け船を出した永久輝さん。

 

本役の早霧せいなさんからは

「自分がケイレブをどうやりたいのか、どうみせたいのかが一番大事」

とアドバイスを受け

「自分がケイレブの事を一番考えて、一番思って舞台に立つ」

ということを心掛けて新人公演に臨まれたそうです。

 

そんな永久輝さん、この日舞台上で新たな感情が生じたのだそうです。

「今日本番は、イヴォンヌとの関係で動揺したりどうにかしなきゃと思ったり

そういう気持ちが今までになく生まれ、感じたことが多くて

だからセリフをまちがってしまったりとかもあったんですけれども・・」、

生の舞台だからこそ生まれた感情は本物だったけれど

それを処理しきれなかったことへの反省もあると話されていました。

 

「役を生きるのは奥深い。限界を決めずに挑戦し続けたい」

と終演後の舞台挨拶でも語った永久輝せあさん。

今後の活躍が楽しみです。

 

 

11月11日(金)の【レビュー・ステイション】は

雪組 新人公演 感激日記

花組 大劇場公演 速報  をお送りする予定です。

 

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