雪組トップスター 早霧せいなさん 退団会見リポート

姿 美保子です

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 今週の【レビュー・ステイション】は

 11月22日(火)の午前に、大阪市内のホテル行われました

 雪組トップスター 早霧せいなさんの退団会見リポートをお送りします。

 

 放送日時:11月25日(金)午後2時~3時  (26日(土)午後4時~再放送)

 

 

 

会見冒頭、雪組カラーのネクタイを締めた小川 友次 宝塚歌劇団理事長から

「100周年の年に壮からバトンタッチを受けた早霧せいなは、

最高の雪組を創り上げました

舞台は人格の投影、人間的魅力にあふれ、

リーダーシップにも長けている素晴らしいトップスターで

今の雪組の勢いを作ってくれました」

と紹介がありましたが、早霧さんがトップになってからの雪組は

全公演完売。大劇場公演は4本連続で100%以上の観客動員という

歌劇団史上初の快挙を成し遂げたのだそうで本当に退団が惜しまれますね。

 

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会見ではどんな質問にも表情豊かに真剣に答えて下さった早霧せいなさん。

時に目を潤ませ、笑い声があふれた会見では名言が次々と飛び出してきました。

 

―多くの称賛をもらったことに対してー

「ほめてくださればくださるほど、特に自分自身のことであればなおさら

いや、この裏には何かがあるんじゃないか?とか

飴を与えられて次は鞭がくるんじゃないか?という恐怖の中でむしろ過ごしておりました」  

 

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一番の思い出―

トップコンビお披露目が100周年の大運動会の時だったんですけれども

10年に一度のビッグイベント!という思いと、

雪組優勝への思いと、

自分たちトップコンビお披露目の場をいただいたという思いとが重なり合い過ぎて

爆発したんです!

その日を経て、何か自分というものがより凝縮され何かもう一つステップアップできたような気がしていて、

その日がとても忘れられない大切な日です

 

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―「絆」誕生秘話―

運動会の時に 優勝するぞって意気込んでがんばったんですけれど結果雪組が4位で

相当ショックを受けてドーンと落ち込んだんですけれども

ファンの皆様が勝っても負けてもすごく応援して下さった姿だったり、

組子が無我夢中で走ってたり、綱を引っ張ったりとか、

舞台とは違う姿でみんなの頑張りを受けれた時に

『一人一人と自分は繋がってる。私が皆さんから出ている糸を全部掴んで手綱を掴んでいます』

と言うところから始まったんですよ

その手綱(タヅナ)がね 何故か絆(キズナ)って聞こえて

それが始まりなんです」

 

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ー結婚についてー

「私は結婚というあこがれの前に 宝塚の舞台・男役というものにあこがれてしまって

そこから宝塚に合格できてその道一本できましたので。

すぐに結婚に目をむけたいんですけどね、

なかなか向けたところでそこに誰もいないですしね」

 

 自分が宝塚にあこがれて、男役にあこがれて夢を描いていた時期があったので、

やはりそこに存在している限り 

ファンの方々、応援して下さっている皆さんに裏切り行為にならないように、

皆さまの思いを大切にしながら

いずれ忘れ去られたころに結婚したらなと思っています」

 

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―卒業まではー

まだまだ宝塚の男役に夢中でいたい」

 

―入団したころの自分が今の早霧さんを見てかける言葉はー

「ホントによかったね。幸せ者」

 

舞台でも、コメントでも 才能豊かな早霧さんですね。

 

スケジュール上の妙で 11月22日「いい夫婦の日」に午前と午後で

同時に退団会見を行った 早霧せいなさんと咲妃みゆさん。

 

相手役 咲妃さんへの思いを聞いてみました。

「彼女なくして今の私は無いので色んな縁で結ばれていたのだなと。

学年は9学年離れていますし。

元は宙組にいた私と月組にいた彼女が雪組で出会うという

そしてトップコンビを組ませてもらうという

そしてたまたま同じ九州出身だったという

このご縁に本当に感謝する気持ちでいっぱいなんです。

彼女自身がどんなときにも一生懸命に私についてこようとする姿勢が本当に最初から今まで変わらずにむしろより強くなっていく。

その姿に私も刺激を受けて支えてもらって。

そしてその姿をファンの方々がとても楽しんで喜んで応援してくださっているのを感じられたからこそ今があるなと思うので、

最後の日まで彼女とそして雪組の仲間とお客様に自分たちだからこそ作れる空気、雰囲気を持ってお届けできたらなと思っています」

 

雪組の主演男役としてお話しをもらった時から早霧さんには

いつかは退団の日がくるんだなという覚悟があったのだそうです。

 

s-DSCN9102 「肉体、精神、体力、全て。今自分がこのまま止まっていられるなら

 ずーっと多分宝塚にいるんですよ。

 そんなの無理じゃないですか。自分だけじゃないので。宝塚歌劇団って。

 たくさんの仲間たちがいて、皆何かを目指して今も舞台に取り組んでいると思う。

 自分もそうやってやってきたので。

 男役を永遠にやりたいという思いがあればこそ今までやってこられた

 そういう思いをみんなに(他の生徒にも)知ってもらいたいと思って

 ちゃんとバトンを受け渡したいので 私はスッと去っていきます」

 

 

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 「諸先輩方が創り上げてきてくださった歴史の中に私は立たせてもらっているので、

 そこにただひたすら感謝しています。

 相手役の咲妃を始め望海という本当に頼りがいのある2番手にも恵まれて、

 そして何よりも今の雪組が大好きだって言ってくれる組子の皆が傍にいてくれるから

 何の迷いもなく今自分は歩んでいけています。

 私が退団卒業しても絶対、この今の雪組の空気感というのは変わらずに

 また何か違う光を浴びて輝いていくことまちがいなと思うので

                お客様、ファンの皆様には見続けていって欲しいなと思っています」

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 情熱的で誠実で思いやりにあふれた言葉の数々に「舞台は人格の投影」という

 小川理事長の言葉を実感した会見でした。

 11月25日(金)からは 「私立探偵ケイレブ・ハント」「Greatest HITS」

 東京宝塚劇場公演が始まります。お見逃しなく。

 

 【レビュー・ステイション】では 

  来週 12月2日(金)に 咲妃みゆさんの退団会見リポートをお送りする予定です。

                お楽しみに