同期で主演 花組新人公演「金色の砂漠」 感激日記

姿 美保子です

 

今年5月「ME AND MY GIRL」新人公演2幕(東京宝塚劇場では1幕)で初主演をした 

綺城 ひか理(あやき・ひかり/97期)さんと、

「ロミオとジュリエット」(2013・星組)、「カリスタの海に抱かれて」(2015・花組)、

「ME AND MY GIRL」(2016/1幕/東京2幕)、に続いて今回が4度目の新人公演ヒロインとなる 

城妃 美伶(しろき・みれい/97期)さん

同期コンビによる新人公演「金色の砂漠」は1129日に大劇場で上演されました。

DSCN9133

 

 

 

 

 

 

 

 

同期生同志で演じたことについて綺城さんはこのような感想を述べられました。

「城妃自身はヒロイン経験も豊富で、

もう引っ張ってもらうくらいのつもりでいたんですけれど、そうではなく

男役としての私をたててくれて一緒に合わせてくれるのが本当に心強かったです

一方城妃さんは

「私自身研4の時に花組に組替えしまして、綺城とは研1の初舞台以来だったのですが

知らない間にこんなに成長と言いますか、上級生の男役さんみたいになってと思いました。

男役として生きている姿はとても同期ながらに尊敬する部分がたくさんありますし

こうして今回綺城と組むことができて幸せでした

また綺城さんは

「このギィ(綺城 ひか理/本役:明日海 りお)とタルハーミネ(城妃 美怜/本役:花乃 まりあ)というのは幼馴染で

言わなくても通じるという役ですが

私たちもお互いに通じるところがあったので・・」

と同期ならではの息の合った舞台の秘密を話されていました。

 

またこの作品は花組のトップコンビの為に上田久美子さんが書かれたオリジナル作品ですから

新人公演で主演をしたお二人には色々と苦労もあったようですが

綺城さんは明日海さんから

「あかちゃん(綺城さんの愛称)のやり方でやっていいんだよ」

と温かな励ましの言葉をもらって公演に臨まれたようですし、

城妃さんは花乃さんからの「今日死んでもいいと思ってやりなさい」

という言葉に背中を押してもらい、幕が下りて初めて「あーやり終えたなあ」

実感されたそうです。

 DSCN9130

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、始まりから本公演とほぼ同じ流れで進んだ新人公演(新人公演担当:町田 菜花さん)ですが、

主人公の幼少時代のエピソードを描いた第2場「回想」では

幼少時代のギィを娘役の 華 優希(はな・ゆうき/100期)さんが

タルハーミネを 音 くり寿(おと・くりす/100期)さんが

こちらも同期生同志で演じました。

本公演では明日海りおさんと花乃まりあさんがそのまま幼少時代も演じ、

そのピュアなかわいらしさにギャップ萌えしている方も多いと聞きます。

このシーンはわがままに育てられた王女・タルハーミネの子ども故の残酷さが印象に残るシーンでもありますね。

ギィを演じた華さんは少年らしい凛々しさと透明感があり、自然な演技とセリフに好感を持ちました。

かつて「落陽のパレルモ」(2005)、「ファントム」(2006)において主人公の幼年時代を演じた

花組の先輩娘役・野々 すみ花さん(2009年~12年 宙組トップ娘役)を彷彿とさせるものを感じました。

 

このシーンにも登場している教師ナルギス(本役:高翔 みず希)役の 矢吹 世奈(やぶき・せな/97期)さんや

誠実な語り口で語り部という重役もこなした第二王女ビルマーヤの奴隷・ジャー(本役:芹香 斗亜)役の 

亜蓮 冬馬(あれん・とうま/99期)さんの活躍なども印象に残っています。

咲乃 深音(さきの・みおん/101期/宝塚市出身)さん、若草 萌香(わかくさ・もえか/99期)さん

美しいカゲソロも心に響きました。

 

また今回の新人公演は96期生の皆さんの活躍が目立った公演でもあったと思います。

公演長の 乙羽 映見(おとはね・えみ)さんが演じた女盗賊・ラクメ(本役:花野じゅりあ)は

荒くれどもを統率している貫禄が客席まで伝わってくるもので、見かけはもちろん、

お腹の底から出される声、立ち回りなど、何をとってもかっこいいのです。

乙羽さんが今まで新人公演で演じられた役にも強く印象に残っているものがありまして

「カリスタの海に抱かれて」のアニータという復讐に燃える女(本役:専科・美穂 圭子)や、

「ME AND MY GIRL」の気品と温かさを持ったマリア侯爵夫人(1幕2幕役替わり)などは

その歌唱力や演技力で強く心に残っています。

 

全てを飲みこみ静かに王妃に仕えている奴隷ピピ(本役:専科・英真 なおき)を演じたのは

前回の新人公演で綺城さんと共に主演を務めた 優波 慧(ゆうなみ・けい)さん

持ち味の都会的な洗練された風貌と笑顔を封じ込め、淡々と押さえた演技でこの難しい役を演じ切りました。

 

同じく押さえた演技で場を締めた女官長・メグナ(本役:芽吹 幸奈)役の 更紗 那知(さらさ・なち)さん

 

「愛と革命の詩」(2013)と「新源氏物語」(2015)の新人公演でヒロインを演じた朝月 希和(あさづき・きわ)さんは

第二王女ビルマーヤ(本役:桜咲 彩花)役。

とても愛おしく、声や風情からも王女の心根の美しさが伝わってくるようでした。

 

そのビルマーヤの求婚者・ゴラーズ(本役:天真 みちる)を演じた 千幸 あき(ちゆき・あき)さんの温かさは

この物語の救いです。

 

第三王女シャラデハの求婚者・ソナイル(本役:冴月 瑠那)を演じた 桜舞 しおん(おうま・しおん)さん

かわいらしさは舞台に華やぎを与えました。

 

この公演が最後の新人公演となる96期生の皆さんに拍手を送りたいと思います。

(残念ながらトップ娘役の 花乃 まりあさんは今回新人公演には出演されませんでした)

 

 

入団して7年目以下の生徒だけで演じられる総役替わり公演

花組新人公演「金色の砂漠」感激日記 放送予定は

 

12月9日(金)午後2時~  12月10日(土)午後4時~(再放送)

 

皆様のご感想を番組まで

お待ちしています チャオ