星組バウホール公演「鈴蘭(ル・ミュゲ)」感激日記

姿美保子です。

 1月22日放送予定の『感激日記』2本目は

星組公演 バウ・ミュージカル

「鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものはー」です。 

 

1月21日(木)からバウホールで公演が始まったばかりの「鈴蘭(ル・ミュゲ)」

主演は バウホールでの主演が2作目となる 礼(れい) 真(ま)琴(こと)さん95期です。

演出家 樫畑 亜依子さんのバウデビュー作でもあります。

ちなみに礼さんと樫畑さんは2009年「Amour それは」が初舞台という

入団同期だそうです。

 樫畑さんはこれまで新人公演の演出を何作か担当されていますが、

いずれもすっきりとした演出をされていて好印象を持っていましたので

デビュー作がどんな作品になるのか、今回期待しつつ観劇をしました。

 

 

さてこの作品はプログラムの作者談によりますと

「日常に流された故での 大切なものの喪失と

 そこからの立ち直りを 

 ファンタジーに落とし込んだ作品」ということです。

 表現は少々難しいのですが、舞台を観ていくうちに

「ナルホドこういうことね」と

 腑に落ちてくると思います。 

 プログラムにはもう少しくわしく書かれていますので 

               ご覧になってみてくださいね。

 

15世紀フランスの架空の国を舞台に展開される物語は、

タカラヅカの王道的な始まりをみせます。

 

舞台では公領アルノーとガルニール公国の同盟の為の婚約披露の宴が行われています。

アルノー公(輝(き)咲(ざき) 玲(れ)央(お)92期)の元へ預けられて育った

オヴェルニー伯爵家の子息・リュシアン(礼 真琴)は

ガルニール公国の嫡子の元へ後妻として嫁ぐことになった7歳年上の幼馴染・

アルノー公の妹・シャルロット(音波(おとは)みのり91期)に鈴蘭の花を送り、

「大きくなったらきっと迎えに行くから」と幼い約束をするのでした。 

  13年の歳月が流れた頃、

夫のガルニール公を殺害した咎でシャルロットが処刑されたとの噂が流れてきます。

事の真相を知らせてこないガルニール国。

王への反乱を企てているのではないかと危惧したアルノー公は

「ガルニール公国の貴族・エルネスト(紫藤(しどう)りゅう96期)の協力を得て

ガルニール公国へ赴き、真相を究明してくるように」と

青年になったリュシアンに命じました。

 

 

  一計を案じて城の客人となったリュシアンは 城内の教会で 

亡くなった公と前妻との娘であるエマ(真(ま)彩(あや) 希(き)帆(ほ)98期)と出会い、

二人で真相を探り始めます。

 

 

そんな二人の前に立ちはだかるのは 亡くなった公の弟で実権をふるっている

ヴィクトル(瀬(せ)央(お)ゆりあ95期)でした。

 

 

時代感を表す優雅な音楽で始まった舞台。

礼真琴さんと真彩希帆さん、歌唱力に秀でた二人のデュエットや

それぞれが違う場面で同じナンバーをを歌っているところなど

聞き逃せないポイントもたくさん。

 

バウ初ヒロインの真彩希帆さんは2012年に入団。

翌年花組に配属となりました

2014年「エリザベート」では本公演で男役の大河凛さんが演じたマダム・ヴォルフを

新人公演で演じ、見事な歌唱力に注目が集まりました。

2015年に星組に組替えとなり、昨年の大劇場公演「ガイズ&ドールズ」では

礼真琴さんが本公演で演じたアデレイドを新人公演で演じています。

コケティッシュで魅力的なアデレイドでしたね。

 

そして瀬央ゆりあさんにも注目です。

昨年「ガイズ&ドールズ」新人公演で初主演を果たした瀬央さん。

私の中では 純真で心が繊細な役が似合うイメージだったのですが、

「ガイズ&ドールズ」のスカイ役がホントにスカッとするほどかっこよく似合っていて、

こういう突き抜けた役もいいなあと思っていましたら

今度は髭をつけての悪役ではありませんか

正直、配役表で知ってはいましたがヴィクトルを演じているのが瀬央ゆりあさんだと

納得することができませんでした。

もっと上級生の人が演じているような迫力が感じられたのです。

 

入団当初からグングン伸び続けている礼真琴さん、

ゆっくり時間をかけて色んな役をこなす力をつけてきた瀬央ゆりあさん

95期生、まだまだ目が離せませんね。

 

【レビュー・ステイション】の放送は 毎週金曜日 午後2時から

              再放送は 毎週土曜日 午後3時からです

 

掲載期間終了のため舞台写真を消去しました 2016.3.14