番組審議会(2025年)
令和7年度第1回(5月)「(株)エフエム宝塚番組審議会」 2025.03.11
1.開催日時
令和7年5月13日(火)10時30分~
2.会場
逆瀬川都市開発会議室
3.出席者
出席者:委 員…久保明子・井上芳治・多胡進・水島道子・谷口直子・石井宏尚
エフエム宝塚…制作部:島岡豊・宇都康弘
欠席者:委 員…岡朋子・三木基史、エフエム宝塚…温井甚佑
4.審議の概要
報告事項として
①経過報告
②審議番組
「太田元治の実況! Sports ARENA」
・2025年4月19日(土)15:30~17:00
5.放送局の説明・意見の概要
局 側:(挨拶)本日も大変お忙しい中お集まり頂きまして有難うございます。
委員長:令和7年度、1回目の番組審議会に入ります。では局からの報告をお願い致します。
局 側:それでは、経過報告です。(別紙参照)
委員長:今回は「太田元治の実況! Sports ARENA」について審議いたします。皆さんのご意見お願い致します。
委 員:軽快でざっくばらんな語り口は、太田さんの世界ですね。知り合いのおじさんと話をしているような親しみを感じました。“歌のうまい女性歌手”選曲も良かったです。歌心りえの道化師のソネットは、絶賛されるだけの聴き応えだと思いました。
委 員:ウィークエンドスポーツのコーナーの話は“ウィークエンド感”で言うと少し違うかなと思いましたが大した問題ではないですね。全体としてよくまとまっていて1時間半の時間を感じさせないところは、さすがにベテランパーソナリティーであると思いました。
委 員:そう考えるとやはり太田さんの存在は貴重ですね。
委 員:番組内容が玄人向けというか、スポーツのことをあまり知らない人が聴いたらどうなんだろうとは思いました。例えばスポーツに励む子どもの取材などを盛り込んだらどうかなと思いました。
委 員:オープニングトークで太田さんが「大谷の子どもは男の子がいいな」という趣旨の発言は、このご時世ちょっとドキッとしました。
委 員:ウィークエンドスポーツの先輩後輩は年齢で決まる?キャリアで決まる?の話は私の世代にはとても新鮮に感じました。番組全体的に楽しく聴けました。
委 員:番組の雰囲気として耳触りが良く、太田さんの言葉の選び方も上手だなと思いました。選曲も良く、曲のかかるタイミングもちょうど良かったと思いました。
委 員:やはり野球とサッカーの話題が多めでしたね。
委 員:時間調整の都合もあると思うのですが番組後半になるにつれて若干間延び感はあるなと感じました。
委 員:宮川さんと太田さんの掛け合いもテンポが良かったです。ながら聞きでしたか楽しく聴けました。
委 員:先輩後輩の話も興味深く聴けました。宮川さんの「試合中のコミュニケーションはどうするんだろう?」という疑問もなるほどと思いながら聴きました。
委 員:選曲が良かったです。背番号ミュージアムのコーナーも良かったです。あれは宮川さんが話すテーマや中身を考えているのですか
局 側:内容は前週に番組チームで決めますが、内容は宮川が自身ですべて調べ取りまとめています。
委 員:太田さんと宮川さんの波長というかコンビネーションは合いますね。良い番組だと思いました。
委 員:私はゴルフのマスターズ中継を連日早朝に起きて観ていたので、マキロイについてのアスリートの詩は心に沁みました。
委 員:太田さんはスポーツ界との様々なパイプがあるのでやはり情報量というか話題の深さがありますね。
委 員:私がスポーツを見ていた世代の話中心だったので楽しかったです。
委員長:他にございませんか。
委 員:ありません。
委員長:それでは番組審議会を終了します。
局 側:貴重なご意見を有難うございました。
令和6年度第6回(3月)「(株)エフエム宝塚番組審議会」 2025.03.11
1.開催日時
令和7年3月11日(火)10時30分~
2.会場
逆瀬川都市開発会議室
3.出席者
出席者:委 員…久保明子・井上芳治・岡朋子・水島道子・三木基史・佐伯聡子
エフエム宝塚…制作部:温井甚佑・島岡豊・宇都康弘
欠席者:委 員…多胡進・北久泰
4.審議の概要
報告事項として
①経過報告
②審議番組
たからづか8丁目35番地 内 コーナー「クラシック研究会」
・2025年2月16日(日)18:00~19:00
5.放送局の説明・意見の概要
局 側:(挨拶)本日も大変お忙しい中お集まり頂きまして有難うございます。
委員長:令和6年度、6回目の番組審議会に入ります。では局からの報告をお願い致します。
局 側:それでは、経過報告です。(別紙参照)
委員長:今回は「クラシック研究会」について審議いたします。皆さんのご意見お願い致します。
委 員:パーソナリティの女性の声は聞きやすく、ゆっくり話されるところがクラシック音楽の番組にピッタリだと思いました。
委 員:ご本人がクラッシック音楽に精通されておられるようなので説明不要と思っているような内容であっても、初心者リスナーさんのためにもう少し解説が欲しいと思いました。
委 員:作曲者の紹介とご自身の曲の感想だけでは少し寂しかったように思います。というのも芸術鑑賞全般に共通する課題として「その時代の背景や社会状況、作者の置かれた立場」が分かれば、より鑑賞が深まるのですが、これらが理解できてないとその作品がなぜ評価されているのかが理解できず、芸術鑑賞がつまらないと感じてしまうからです。私は「曲が作られた時代の背景と社会状況」「その時の作曲者の状況」「演奏者の特徴」この3つは最低限必要だと感じました。
委 員:冒頭でこの番組がどんな内容の物かがわかりにくかったと思いました。パーソナリティの方のトーンが一定なので、それを売りにするというのであれば冒頭に番組名をはっきり言われるとか、番組が始まったことがしっかりわかる演出をされるほうが良いかなと思いました。例えば、クラシックの豆知識的なことを必ず1つ披露されてぐっと引き寄せるとかでも。
委 員:番組についてのナレーションの後リスナーの紹介・ハーブティーの話・ワンちゃんの話からのメンコンという話題でしたがどうせならクラシックの謎をからめたお話を期待したいです。
委 員:オープニングでメッセージを紹介していましたが、割と塩対応な反応でしたので、私もメッセージ紹介の時間は必要なのかなと思いました。
委 員:固定ファンが一定数いらっしゃってその上での話なのかもしれませんが、特に個別のリスナーの話は内輪の話のように感じますので、あまり詳しく触れないほうが良いと思いました。敢えてレコードコンサートと紐づけるのであれば、しっかりそこをスキームとして作るほうが良いかと思いました。例えばレコードコンサートとラジオ、両方聴くとさらに楽しいというような仕掛けを作っておくとか。
委 員:番組の対象はクラシックファンなのか初心者か、それとも両方楽しめるものなのか、クラシック初心者向けに興味を持ってもらいたい番組なのか、ある程度聴いているクラシックファンを狙っているのかが曖昧に感じました。
委 員:「メンコンとはメンデルスゾーンのコンツェルトホ短調ですよ」という説明を入れるのであれば初心者に対しての番組かと思います。
委 員:そうならば「確か安藤美姫さんがフィギュアで使っていましたね」とか、そういう豆知識っぽいことを足してあげるほうがクラシックに興味のない人も「へぇ」って思うのではないでしょうか。逆にカデンツァの説明は初心者には端折られていてわかりづらいと感じますし、メンコンのカデンツァは楽譜が決まっていたような。ブルッフはあまり馴染みのない作曲家なので、知らない人向けであるなら名前を聞き取りやすい工夫をお願いしたいです。
委 員:「研究会」なのでもっと演奏するときの裏話とか、実はこの作曲家はこんなエピソードがあるとか、そういった「謎を解く」「研究会」ならではのお話を期待していたのですが、あまり感じられなかったのが残念でした。特にパーソナリティの方は元大阪フィルさんとのことなので、大フィルで演奏した時のエピソードをもっと入れてはどうでしょうか。
委 員:時間の都合でと断りは入れてらっしゃいましたが、クラシック曲のフェードアウトはやはりいただけないです。クラシックは最後の余韻まで聞かせてほしいし調節できる長さじゃないかなと思います。ついでですがせっかくのメンコンなので説明を付したうえで第3まで一気に行ってほしかったなと思いますした。
委 員:クラッシクをゆっくり楽しみたいという人に夕方の6時という時間帯は、夕飯の支度に忙しい時間であり、なかなかクラシックを聴こうという気にはならないのではないでしょうか。伊藤寿江さんの語り口はクラッシク番組にふさわしい落ち着いた感じでよかったです。
委 員:メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は誰しも耳にした曲で、第2・第3へとつながる曲は素晴らしいと感動しました。次のブルッフのバイオリン協奏曲も素晴らしかった。メンデルスゾーンとの対比において最も適した曲であると思います。バイオリンの高度なテクニックが駆使されて、メンデルスゾーンの緩やかな曲に比べて動的だなと感じました。
委 員:メンデルスゾーンの曲の後にブルックをもってくるという構成は心憎いものを感じたね。ただ返す返すも時間ギリギリになったのは残念でした。
委 員:クラシックは曲が長いので番組内でどのように流すのかなと思っていましたが、章ごとに解説をするスタイルが私はとても分かりやすかったです。「トランペットのファンファーレにバイオリンのソロが
応える」や「第一楽章と第二楽章が繋がっている」など、演奏家目線で曲の構成を解説してくれていたのが良かったです。
委 員:メンコンという略称は面白かったのですが最初の近所のおばさんの話が長すぎて、なかなか曲紹介が始まらず、結局ブルッフの曲は第一楽章だけになってしまったのが少し残念でした。でもバイオリンの音色に癒されて心地よい時間を過ごせました。日曜日の夜6時にゆったり落ち着いた時間を過ごして明日からの仕事に備えるという意味で放送時間も適していると私は思いました。
委 員:伊藤さんのコメントをもっと聞きたかったと思うとともに、サラッとしたトークは音楽が主役の番組としては良かったのかなと思います。心地良くサラッと聴けました。
委 員:どこかで聞いたことがあるけどよく知らない曲がクラシックには多いと思うので、その辺を深掘りされる内容などはいかがでしょうか?
委 員:私は伊藤さんのキャラをもっと前面に出してみてはと思いました。
委 員:クラシックの番組としては尺が課題というか難しいなと思いました。説明はよくわかったのですが「研究会」を謳うなら、ビハインドストーリーやうんちくをもっと聞きたかったです。
委員長:他にございませんか。
委 員:ありません。
委員長:それでは番組審議会を終了します。
局 側:貴重なご意見を有難うございました。
令和6年度第5回(1月)「(株)エフエム宝塚番組審議会」 2025.01.14
1.開催日時
令和7年1月14日(火)10時30分~
2.会場
逆瀬川都市開発会議室
3.出席者
委 員…久保明子・井上芳治・多胡進・岡朋子・水島道子
エフエム宝塚…温井甚佑・島岡豊・宇都康弘
欠席者:委 員…田邊哲朗・三木基史・北久泰
4.審議の概要
報告事項として
①経過報告
②審議番組
たからづか8丁目35番地 内 コーナー「白米担当大臣 茶木詩音」
・2024年12月30日(月)11:15~11:30
5.放送局の説明・意見の概要
局 側:(挨拶)本日も大変お忙しい中お集まり頂きまして有難うございます。
委員長:令和6年度、5回目の番組審議会に入ります。では局からの報告をお願い致します。
局 側:それでは、経過報告です。(別紙参照)
委員長:今回はたからづか8丁目35番地 内 コーナー「白米担当大臣 茶木詩音」について審議いたします。皆さんのご意見お願い致します。
委 員:初めてこのコーナーを聴いたので今回紹介しているミルキークイーンという銘柄のことを調べてみたのですが、最近のお米はなかなかいいお値段するんですね。ちょっとびっくりしました。
委 員:茶木さんがお米の味について紹介していましたが、もうちょっと深掘りした解説を聞きたかったです。
委 員:コーナーでは聞き役だった田中さんは調子悪かったのでしょうか?声がかすれて聞こえました。
茶木さんの声も甲高くて早口だったように思います。
委 員:お米について話すところはリスナーにイメージしてもらう大事なところですので、ゆっくり話すと良いように思います。
委 員:食べ物の味という見えないものをラジオで取り扱うのは難しいことだと思うのですが、味の表現についてはもう少しバリエーションがあって欲しいと思いました。
委 員:一方、炊きあがったごはんの味や描写について「粒立ち」はわかるのですが「連帯感」はちょっと意味が分からなかったです。
委 員:担当大臣という名前が付いたコーナーですので質疑応答とかあるのかなと思ったけど、無かったので若干拍子抜けしました。
委 員:せっかくなので、もう少し国会っぽく進行したらどうでしょうか?そう謳っているのですし。
委 員:私はお米が好きで「今日はモチモチのご飯が食べたいな」と思った時は、炊くお米にモチ米を少し混ぜて食べています。そういった「こんなご飯を食べたい方はこのお米がおススメです。」的な情報もあるといいなと思いました。
委 員:私はお米を買う時はそんなにこだわりが無いのですが、このミルキークイーンは一度食べてみたいなと思いました。でも、なかなかいい値段するなぁと思いました。
委 員:独特で面白いコーナーだと思いました。1年以上も続けているなんて、凄いなぁと思います。
局 側:その日紹介するお米をスタジオで生放送中に炊く、という事にこだわっています。
委 員:お米にまつわる様々な問題も聞かれる中、意義のある内容だとも思いました。
とてもいい企画だと思います。ただ、やはり私も茶木さんが早口だと思いました。
委 員:生産者サイドのインタビューなども今後取り入れたり、いろんな展開が期待できるコーナーだと思います。それこそ昨今のコメ問題に切り込んでみたり。
委 員:興味深く聴きました。なぜコーナータイトルが「白米担当大臣」なのかなと思いました。
国会形式なのかなと思いましたが、あまりそんな感じでもなかったので。
委 員:茶木さんはお米マイスターか何かをされているのですか?
局 側:米・食味鑑定士という資格を持っています。お米好きが高じて資格を取ったのですが、普通この資格は飲食店をされている方や料理人の方が持つような資格ですので、ラジオパーソナリティーが趣味や番組の為に取得することは珍しいと思います。
委 員:凄い熱意ですね。日本人はお米が好きなので、皆さん絶対興味のある話題だし聴きたいと思います。
委 員:私も含めてお米が好きな方って多いんだなぁと改めて実感しました。
委 員:味にスポットを当てる以外にも消費者目線でお米の銘柄を紹介するのも良いんじゃないでしょうか。例えば「コスパ優秀米」とか。みんな知りたいと思います。
委 員:田植えから収穫・精米まで1年間お米を追いかけて、みたいな壮大な展開もいつか聞いてみたいですね。
委 員:私は炊き立ての状態だけでなく冷めてもおいしいか、おにぎりにした時どうなのかなども聞いてみたいです。
委員長:他にございませんか。
委 員:ありません。
委員長:それでは番組審議会を終了します。
局 側:貴重なご意見を有難うございました。