大劇場に羽ばたくひな鳥たち「第102期・初舞台生ラインダンス稽古場披露」リポート
※3月18日に写真アップしました
姿 美保子です
3月18日(金)から大劇場での公演が始まる星組公演
ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」
で初舞台を踏む102期生のラインダンスが、
公演を前にした今月9日(火)、
宝塚歌劇団稽古場で報道陣や関係者に披露されました。
1列に並んだ102期生の「宜しくお願いします!」
という元気あふれるあいさつから始まったラインダンスは
「FLY ENTERTAINER! ―Spring ROCKETTES―」の曲に乗って
「まだ見ぬ未来を恐れないで ・・ 君たちこそ未来のエンタテイナー・・」
と紅ゆずるさんが満面の笑顔で応援歌を歌うところから始まりました。
この日はまだ胸に芸名を縫い付けた黒いレオタード姿でしたが
平均身長166.3センチの39名のひな鳥たちは
曲に合わせて隊列を作ったり、羽根をはばたたかせたり、
時には輪になって集まったり、ジャンプをしたりと、
イキイキと飛翔の時を楽しんでいるようでした。
時間にして約5分間。
退場まで全てを終えて再び中央に整列した102期生は
頬を紅上させ、肩を上下させながら息遣いを整えていました。
この初舞台生ロケットの振付を担当されたのは
鈴懸 三由岐(すずかけ・みゆき)さんです。
鈴懸さんは1991年に宝塚歌劇団に入団された77期生で
花組に所属。ダンサーとして注目されていた娘役さんです。
2007年、「アデュー・マルセイユ」(小池修一郎)
「ラブ・シンフォニー」(中村一徳)で退団されました。
初舞台生ロケットの振り付けは初めてという鈴懸さんですが、
今回振付を考えるにあたってまず考えられたのが
「始めに初舞台生が大階段から降りてくる時に何か形を作ろう」
ということだったそうです。
そして思いついたのが、自分たちの期を代表する数字「1、0、2」
初舞台生の皆さんが「102」という形で大階段を降りてくるシーンは必見ですね。
皆さん、注目して下さい。
こんなすてきな振付をつけていただいた初舞台生の感想は
3月18日(金)午後2時~放送の【レビュー・ステイション】
でお聴きください。
代表者4名にこたえていただきました。
(19日(土)午後3時~再放送)
またこの時初舞台生が身に付ける衣装は
春の桜色の鳥をイメージした衣装だそうで、
衣装デザインを担当されたのはラインダンスの衣装は初めてという
加藤真美(かとう・まみ)さんです。
この公演が大劇場デビューとなる野口幸作さんは、
「こうした新進スタッフと初舞台生とで
フレッシュな舞台をお見せしたい!」
と抱負を話されました。
おしまいに初舞台へかける意気込みを当日のインタビューからご紹介しましょう。
ー写真向かって右からー
舞空 美瞳(まいそら・みみ)さん
「私たちはとても仲が良く、
みんな元気で明るい102期生だと思っているので
そのパワーを初舞台の初日から千秋楽まで精いっぱい出し切ろうと
またみんなで力を合わせて最高のラインダンスにしたいなと思っています」
天飛 華音(あまと・かのん)さん
「私は今本当にとても幸せで感謝の気持ちでいっぱいです
支えて下さった大勢の方々にもお応えできるように
同期生で一つになって最高のラインダンスをお届けできるように
初日までも初日が明けてから千秋楽までも
ずっとずっとがんばってまいりたいと思います」
咲城けい(さきしろ・けい)さん
「同期生と一緒に毎日稽古をするのがとても楽しくて
不安なこともあるのですが
これからさらにもっとお稽古して初日に向けてがんばっていきたいと思います」
花宮 沙羅(はなみや・さら)さん
「たくさんの方が支えて下さったことを日々実感し、
これからもさらに同期全員でがんばって
最初から最後まで元気に明るくキラキラとした笑顔を貫きたいと思います」
大劇場星組公演は 3月18日(金)〰4月25日(月)まで
初舞台生の活躍が楽しみですね。
リスナー様より誤字のご指摘をいただき
5月27日訂正致しました。
申し訳ありませんでした。