ガーデニング相談室 ～8月14日
ガーデニング相談室 松村佳代 です。
8月は夏休み特別企画
４週連続で『ブルーベリー』を特集しています。
今回は第2弾
「ブルーベリーの実をたくさんつけるには？」
山尾周平さんにくわしく教えてもらいました
果樹のなかでも、ブルーベリーは毎年一定の量を収穫できる植物。
とはいえ、実をつけるポイントを押さえて育てるともっとたくさん収穫できます。
野生種のワイルドブルーベリーは１本でも実をつける品種もありますが、
複数の木を育てることで受粉率がアップして実がつきやすくなりますよ。
2本植えるときは、同じ系統の 違う品種を一緒に育てることがポイント
というのも、系統によって花をつける時期が違い、実の収穫時期も少しずつずれるんです。
早生の品種のサザンハイブッシュ系は５月から６月、
ノーザンハイブッシュは６，７月、
ラビットアイは７月から８月が収穫時期になります。
どれとどれの品種を選べばいいか？迷う場合は、ぜひ山尾さんを探して質問してくださいね～
ブルーベリーの花（花の時期が終わっていたので画像はお借りしました）
ブルーベリーの花。釣鐘のように下を向いて咲きます。
花の奥におしべがあり、花の真ん中からスッ長くめしべがついています。
↑山尾さんが絵を描いてくれました。
ブルーベリーはミツバチによって受粉する虫媒花です。
ブルーベリーを植えている樹のまわりにミツバチが周りに飛んでいる場合は、
受粉していると思って大丈夫
でも、もし虫があまり来ない場合は？
そんな時は、綿棒や刷毛で下からやさしくチョンチョンと花を触って、
おしべから花粉をめしべにおとしましょう。
人工授粉をすると受粉率は100パーセント
ブルーベリーは花の時期が一か月ほどあります。
開花している間、1週間に一度チョンチョンっとしてみましょう。
2本ある樹のお花を交互に下から優しくチョンチョンするのがポイント
上手く育てると、、、
ラビットアイ系の成木1本で10キロ
ハイブッシュ系で1.5キロから３キロのブルーベリーが収穫できますよ～
みなさん
ブルーベリーを育ててみたくなってきましたよね～
次回８月１４日の放送では、『育て方のポイント』についてお聞きします。
それでは、また来週～