5月6日放送 星屑トレジャー

⭐️5月6日(110回)のテーマ⭐️
てんびん座について
学名はLibra(ライブラ)
そのままラテン語で天秤という意味です。

てんびん座は黄道十二星座のうちの一つで、右側におとめ座左側にさそり座があります。
2等星のアルファ星(連星)が目印ですが、そのほかはくらい星で構成されているため探すのが少し難しい星座です。
昔はさそり座の一部だったようで、てんびん座の星にはさそりにまつわる名前がついています。

ズベン・エル・ゲヌビは南の爪
ズベン・エス・カマリは北の爪

現在この二つの星はてんびんの二つのお皿をイメージしているととらえることが多いです。イラストでも確認してみてください。

てんびん座

ぼんやり、てんびんの形がインプットできましたか?
「コ」の形のようにも見えますね。

⭐️てんびん座の神話⭐️
正義の女神アストライアが善悪を測る時に使っていた天秤がてんびん座の元になったと言われることが多いです。
この天秤は主に死者の魂を測るために用いられ、悪に傾いたら地獄へ、善に傾くと天国へと送る判断を下していました。
アストライアは「星の如く輝くもの」「星乙女」という意味を持っていて、人間たちを最後まで善の道へ導こうとしていた女神の姿が名前からでもわかりますね。

 

来週5月13日は、うみへび座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫