8月5日 星屑トレジャー 【わし座】

⭐️2022年8月5日のテーマ⭐️
わし座について

学名はAquila(アクイラ)、そのまま鷲という意味です。
夏の大三角を形作る一等星アルタイルを持つ星座としても有名です。
アルタイルはアラビア語で「飛翔する鷲」という意味。
でも、彦星と言われた方が日本では馴染み深いかもしれないですね。
今でも和名で呼ばれる星は数少なく、織姫、彦星、昴、が代表的な名前です。
アルタイルという名前ももちろんですが、併せて日本でも昔から観測されていた星なんだとわかる名前も同時に覚えていると、また一歩天体博士に近づけると思います。

 

星屑トレジャー

 

大きく翼を広げているような姿で描かれるわし座ですが、同じく翼を広げている星座はくちょう座と比べると一回り小さく、そして中央が歪んだ十字架に見えます。
アルタイルの近くにはアルシャインとタラゼドという星があり、この二つにアルタイルが挟まれる形で一直線に並んでいます。
デネブとベガとアルタイルの見分けがつかない!とお困りの方は、ぜひ一等星の周りの星の形を見て区別してみてくださいね。アルタイルの場合はアルシャインとタラゼドがポイントになります。
アルシャインとタラゼドは織姫と彦星の子供だと呼ばれることもあるみたいです。

⭐️わし座の神話⭐️
美少年ガニュメデスに一目惚れしたゼウスが、彼を攫うために返信した姿がわし座だと言われています。
ちなみにガニュメデスはみずがめ座として伝わる美少年で、ゼウスに連れ去られた後は神々にお酒を振る舞う役を担うことになりました。

来週8月12日は、こぎつね座、や座、いるか座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫