アジアの味は嗚呼良いな

コーヒーなんてどれも同じ。そう思っていた時期が私にもありました。

今思えば何たる愚行。あまりに恥ずべき愚行。この愚者この愚者この愚者よ。

そんな私まっつんこと松坂滉の考えを改めさせてくれたのが、今日訪れた阪急清荒神駅から徒歩8分『ASIAN COFFEE MARKET』さん。

その名の通りアジアのコーヒー豆をテンポで自家焙煎して販売する、アジアのコーヒーの専門店なんです。

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本来木曜日は定休日なんですが取材のため特別に開けてくださりました。

店長兼オーナーの小田さんにお話を伺いましたよー。

物腰は非常に柔かなんですが、随所にこだわりが見える素敵な方でした。

 

小田さんとアジアのコーヒーとの出会いは20年以上前に遡ります。

当時のタイのコーヒーは練乳の入った非常に甘いものが一般的で、日本のコーヒーとは一切異なるものでした。

15年ほど前からタイ産でも色んな美味しいコーヒーが飲めるようになってきたということで、日本にそれを持って来ようと思ったのが開店のきっかけです。

しかしおなじ豆を使ってもタイの水質や含有成分は日本のものとは一切異なるもので、理想には程遠かったそう。

焙煎なら美味しいタイのコーヒーを再現できるのではと、研究を重ね半年前にオープンされました。

 

初めはちょっとしたきっかけでも、ここまで徹底して勉強できるのは小田さんの研究熱心な性格が伺えます。

きっとエビフライはシッポまで食べるタイプでしょう。

 

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全体のお店の雰囲気はこんな感じ。

シンプルだからこそ豆の香ばしさも資格から感じ取れそうです。

 

 

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オススメメニューとして「ジャスミン・コーヒー」をいただきました。

宝塚駅の「シェアカフェ」でオープンされている「ミモザカフェ」さんより水餃子に合うコーヒーは無いかとリクエストを受け、開発した逸品。

餃子はお肉もガッツリ入っているから普通のコーヒーだとキツくなり過ぎてしまう…ジャスミンティーと併せればコーヒーのコクを維持しながらもジャスミンの爽やかさで水餃子とでもさっぱり食べてしまいそうです。

「コーヒー+水餃子」という一見無理難題に見えるリクエストでも、小田さんは「どんな料理にも合うコーヒーを作ってみせる」と豪語してみせます。私の好きなポテトサラダに合うコーヒーも是非開発してもらいたいところ。

 

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お客さんの中には自らコーヒーを焙煎するという強者もいらっしゃるようで、このお店では煎る前の生の状態のコーヒー豆も販売しています。

コーヒー豆って元は色白だけど日サロで焼いて黒く見せてたおためごかしだったんですね。

かわいいやつぅ~。

 

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小田さんの陶芸の先生でいらっしゃる工房Yasの武田さんの作品も販売されています。

食は器から。おいしいコーヒーは美しいコップの中でより一層黒く輝きます。

 

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今回お話を伺った小田さん。

最近アルバイトを雇ったおかげで徐々に余裕が出てきたそうです。

金土日だけしか営業してないのに常連さんが既にできているのは紛れもなく小田さんの努力の成果でしょう。

 

 

そして小田さんのホスピタリティはここに留まることはありません。

なんと今回私が頂いた「ジャスミン・コーヒー」も含めたドリップパックのセットを、抽選で十名さまにお渡し致します!!!

応募方法はAsian Coffee Marketのインスタにメッセージをお来るだけ!!

さーーーーインスタにGO!!

 

『Asian Coffee Market』

住所:兵庫県宝塚市清荒神3-13-14
アプローズ清荒神1F 3-13-14

営業時間
金土日祝: 10:00  – 17:00

電話番号:080-4486-8376

メール:contact@acmkt.net

Instagram:asian_coffee_market