1.19、いざという時に!

本体を取り出し、緑の電源ボタンを押して電源をON!本体を取り出し、緑の電源ボタンを押して電源をON!とれたて!街角リポート、木曜日担当の高倉大輝です♪

今日は1/19、119番の日!!・・・ではありませんが(119番の日は11/9)数の並びは同じ!

ということで、いざという時に必要なAEDの使い方について、教えていただきました!

行ってきたのは宝塚西消防署。

TS3M1072

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お話とAEDについて教えていただいたのは、こちらの救急第2隊 高岡功さん。

TS3M1070

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皆さん、AEDとはどういう機械か知っていますか?

AEDとは、意識を失った人を助けるための応急処置をするための機械。

もっと詳しく説明すると、「心室細動」を止めるための機械です。

心室細動とは、心臓が痙攣し十分な血液が送り出せない状態。

この状態から心臓を復帰させるために電気ショックを与えるのです。

そしてその電気ショックが必要かどうかを、機械が自動的に判断してくれるという、とっても賢い子なのです!

 

そんな基本情報を確認したところで、いざ実践!

TS3M1069

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まずは、設置されているAEDを出します。

施設などに設置されているものは↑のような赤いバッグに入っています。

このバッグのファスナーをガバッと開けると

TS3M1071

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こういった形でAEDが入っています。

右側に本体。左側にはポケットがあって、この中に患者に取り付ける電極パッドが入っています。

本体を取り出し、緑の電源ボタンを押して電源をON!

TS3M1068

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すると音声が流れ、使用方法をアナウンスしてくれます。

バッグのポケットに入っていた電極パッドを取り出し、コネクタを本体に繋げます。

そしてアナウンス通りに患者の右胸と左わき腹に電極パッドを張り(張る場所はイラストに描かれています)、

TS3M1067

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ということで、コネクタを貼り付けた状態がコチラ

TS3M1066

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このまま患者から離れて待っていると、AEDがショックが適切かどうかの解析がスタート。

必要ならばショックを与える指示がアナウンスされます。

そうしたら点滅するショックボタンを押します。

これでOK!

どうです?なかなか簡単でしょ?

どうしても最初に躊躇してしまうかもしれませんが、意識を失って倒れている人を見つけた時はまずAEDを準備!

あとはAEDが判断してくれます。

 

しかしここで注意!!

AEDでショックを与えただけでは心臓は動きだしませんし、意識は戻りません。

AED後は心臓マッサージが必要な場合があり、その時にはしっかりと心臓マッサージ(胸骨圧迫)をすることが大切。

ここまでがワンセットです。

とはいえ、最初から最後までアナウンスをしてくれますし、だれでも簡単に使用が可能。

いざという時のために、使い方を知っておきましょう!

 

そしていざという時のために、どこにAEDが設置してあるのかを確認しておくことも大切。

市内には現在、コンビニや公共施設含め328か所に設置されています。

が、これも今後どんどん増えていきます。

どこにあるかについては、宝塚市のHPの宝塚市地図情報からAEDマップへ飛べますので、そこで確認してくださいね。

 

でも、そのいざという時にパニックになってしまうもの。

そして誰がいつ、どんな時にAEDを使うことになかもわかりません。

人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使い方も含め、しっかりと知っておくことが大事です。

宝塚市西消防署、東消防署では応急手当を学べる講習会も開催しています。

高岡さん曰く、「みなさん一年に一度は受けていただきたいですね。」とのこと。

というのも応急手当の基準や回数などは5年に一度変わっているんだとか。

みなさんが学んだ知識も古くなっているかも!?

講習会の日程は宝塚市消防本部に記載されていますので、こちらもご覧ください。

 

いざ!という時に必要な知識ばかりを教えていただきました。

皆さんも講習会などで、しっかりと覚えておきましょう!!