浜松市との交流事業『すみれの植付け』
樽井美帆です![]()
3月5日(土) 午後2時20分から、
宝塚大劇場楽屋入口付近の花のみちで、
浜松市と宝塚市の交流事業『すみれの植付け』が行われました。
この日は、少し風はありましたがとてもあたたかく
コートを脱いで手に持ってしまうほどの陽気でした。
宝塚歌劇の演出家で、『すみれの花咲く頃』を訳詞した
レビューの王様 白井鐵造さんの出身地である浜松市天竜区春野町
春野町の中学生が修学旅行で宝塚歌劇を観劇されたり、
すみれを宝塚大劇場へ届けるなどの交流が永年続いています。
白井鐵造さん生誕100年にあたる2000年に、
すみれと歌劇が取り持つ縁で春野町と宝塚市の交流がはじまりました。
2004年には、宝塚市制施行50周年を記念して
春野町からすみれ500鉢が宝塚市に贈られています。
2009年からは毎年3月に
春野町のみなさんが持参してくださるすみれを花のみちに植えています。
これまでに宝塚の街に植付けていただいたすみれの花は、3120株。
今回は150鉢が寄贈されました。
今回の植付けには、花のお世話をしてくださっている
宝塚市の地域の緑化団体の方々も参加されました。
宝塚市民の参加は、すみれの植付けのイベント初となります。
中川智子 宝塚市長
どんどん輪が広がり、春野町と宝塚市のご縁が深まることを願って
今日は植付けをしたいと思います。
白井先生がとりもってくださったご縁、芸術のご縁、
そして今子どもたちが文化の交流を深めようとしてくれます。
みなさまのお力で、これからも笑顔と花がもっともっと広がっていきますように。
昨年の宝塚音楽回廊に、浜松市の音楽グループが参加されました。
今年は、3月26日・27日に
吹奏楽コンクール全国大会の常連校である
宝塚市立中山五月台中学校吹奏楽部が春野町で演奏します。
子どもたちによる音楽の交流があらたにはじまります![]()
中西利充 浜松市天竜区長
白井先生は浜松市名誉市民です。
平成12年(2000年)、宝塚市立中山五月台小学校の児童が飛ばした
花の種をつけた風船が、春野町に届きました。
奇跡的な偶然です。
そこから交流がはじまり広がっていきました。
すみれを通じた交流がますます発展していきますように。
石倉加代子 宝塚市議会議長
おととし春野町へまいりました。
温室の中で、みなさまが大切に一生懸命育てていらっしゃるすみれを
届けてくださっていることをありがたく思っています。
この交流がますます盛んになり続いていきますように。
犬居すみれ会 三代目名誉会長 加茂さくらさん
白井先生の『すみれの花咲く頃』の歌詞が、
宝塚の歌の中で一番好きな歌です。
『すみれの花 咲くころ』以降の歌詞は
みなさんよくご存知かと思いますが、その前にある
前歌がとてもステキなので、ステキに歌えるか分かりませんがご披露したいと思います。
花のみちに加茂さくらさんの素晴らしい歌声が響きわたりました。
すみれの花も喜んでいるように見えましたよ![]()
加茂さくらさんは、すみれ色が入った美しい花柄のストールを、
中川市長は、すみれ色のジャケットを着ていらっしゃいました。
中川市長に『今日のために準備されたジャケットですか?』と伺うと
『うふふ、そうなの
』とおっしゃっていました。
石倉議長の黒いパンツの裾にも花のプリントが![]()
浜松市のすみれ草花愛好家のみなさんにより、
市長・議長・加茂さんへすみれの花が贈呈されました。
その後、浜松市民25名のみなさんと宝塚市からの参加者が、
ともに植付けを行いました。
すみれの花が植付けられているのは、花のみちの
ベルサイユのばらのモニュメント付近です。
ぜひ、観劇の際にかわいいすみれの花もご覧くださいね!


















