「武庫川とそのまわりのために!」-たからづかタウンガイド-

メリークリフマス🎄✨

いかがお過ごしですか?

玉井順子です!

 

今週のゲストコーナーは、

武庫川がっこう 事務局の

大塚俊光「おおつか としみつ」さんに

「武庫川とまわりのまちをより魅力的に!」テーマに「武庫川がっこう」について色々お聞きしました。

縮武庫川がっこう1

 

·武庫川がっこうの設立と経緯は?

武庫川は兵庫県が管理する2級河川で、下流域には密集した市街地がある貴重な河川として位置付けられています。

以前新規ダムの計画などもあり賛否両論入り交じり議論されましたが、2010年に武庫川流域委員会で今後20年間新規ダムは作らないことに決まりその代わり治水対策や減災対策などの計画が進められることになりました。

 

これらの対策と同時に武庫川とまわりのまちをより魅力的にしていく活動や環境や景観を守ることなどを目的に設立されたのが、市民団体「武庫川がっこう」

設立は2012年で、今年で10年!

おめでたいですね!

 

·何故ひらがなの「がっこう」なのか?

学行·学交·楽行·楽交·学校···、

魅力溢れる武庫川やそのまわり、西谷などを楽しく学び交流していこう!を目的に、ただ学ぶ学校ではなく、色々な意味合いを込めてひらがなにしたそうです。

 

·活動目的は?

武庫川とまわりのまちをより魅力的にしていくため、

守る···自然環境や景観を守る

育てる···自然環境や人材·(特に将来を担う子どもたちを育てる。)

活かす···武庫川やまわりのまち·(最近は特に西谷地域に注目していて西谷地域を活かして行きたい)を活かす

学ぶ···武庫川やまわりのまちを色々な観点から学んでいく

以上、4つのテーマを儲けています。

 

例えば、武庫川と西谷地域の保全·利活用推進事業や川と里を使った子どもいきいき事業、川や里の魅力を体験しよう事業などがあります。

 

·これまでに···!

上流から下流まで武庫川を一年かけて探訪したり、毎年洪水で流されるむこにゃん広場の整備を行ったり、「こども川博士養成講座」と題して次世代を担う子どもたちに川の良さと同時に恐さ、万が一川で溺れた時どうすれば良いか?また野草を摘んで料理をしたり···、生きる力生き残る力を育てる講座など様々な活動を行って来ました。

 

·現在の主な活動は?

武庫川河川敷交流広場の花畑の整備。(カワラサイコやカワラナデシコなどの武庫川の希少植物の保護のため)

2020年からは「武庫川と西谷の魅力を知ろう事業」と題して武庫川と同時に西谷の保護の大切さや魅力を発信、体験してもらおうと四季を通じてイベントなどを開催。

春には野草を探しながら植物の観察。食べられるか?食べられないか?などを見極め、自ら料理して食べる。

また、6月には黒枝豆の植え付けをして10月に収穫、干し柿体験なども。

冬にも魅力いっぱい!西谷探訪イベントなど。

 

楽しく学びも多い様々な体験イベントが行われています。

日頃経験出来ないことも多いのではないかなぁ?と、特に子どもたちには生きる力を育てるためにもとても貴重な体験が揃っている様な気がします。

楽しく学べるって良いですね!

 

「武庫川がっこう」は、「はんしん自立の家」の部屋を借りて活動されているそうです。

興味のある方、見学などを希望される方は、公民館や図書館などにありますメンバー募集のチラシをご覧頂き電話やメールでご連絡下さい。

お問い合わせ先:

☎️090-1731-6344

MAIL:ootuka@poppy.ocn.ne.jp

 

また、活動内容などについて、詳しくは「武庫川がっこう」で検索して頂きホームページをご覧ください。

 

設立されたのが2012年、メンバーの皆さんも高齢化が心配になってきているそうです。

自然と友だちになること、自然やそのまわりの環境を知り守って、より良くしていくことは日本の未来にも影響していくかも知れません。

未来を担っていく子どもたちやその保護者の皆さん如何ですか?

良かったら一度ホームページを覗いてみて下さい!