「『どうぞの会』は優しさでつながる」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

ゲストコーナー、今回は「エシカルな未来へ.どうぞの会」代表 

菅河さゆみ(すがわ さゆみ)さんにお越しいただき「どうぞの会」についてお聞きしました

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・「エシカルな未来へバンビーノ」と「どうぞの会」とは?

宝塚市と伊丹市の子育て中のママたちで構成されている宝塚市のボランティア団体「エシカルな未来へバンビーノ」

「どうぞの会」というリユース品のお譲り会を開催されているそうです。

結成は、2022年、10月から毎月開催しているそうです。

 

·「エシカルな未来へバンビーノ」という名前の由来。

エシカルという言葉は、皆さんも何処かで聞いたことがあるかも知れません。

資料によると、本来は「道徳上の」や「論理的な」などを意味する様で、チャリティやフェアトレード、バザーやリサイクルなどで再利用出来る商品を無駄にしない、社会貢献活動や環境保全などを含んだ倫理的に正しいライフスタイルのことでだそうです。

譲り合いで無駄にしないなど環境のことを考えてエシカルな活動を、そしてバンビーノは、メンバー全員が子育て中のママさんたちということで、鹿の子どもバンビと竹や麻、木綿など自然素材を意識してバンブーをイメージしたとのこと。

 

素敵な名前ですね?

素敵な名前といえは、「お先にどうぞ!」「どうぞよろしく!」など優しくて前向きな言葉に繋がる「どうぞの会」もとても素敵な名前だなぁ?と思いました。

 

・その「どうぞの会」の由来は?

以前住んでいた地域で「どうぞの会」活動を行っていた友だちから、とても素敵な活動なので宝塚市に引っ越した後も「やりたい!」と思い、お友達に名前や会のルールなどを使わせて貰うことをお願いし、いわゆる「暖簾分け?」して貰ったとのことです。

 

-「どうぞの会」は「どうぞのイス」から···?

どうぞの会は、元々どうぞのイスで次々に繰り広げられる動物たちの善意の循環のお話し「どうぞのイス」から付けられたそうです。

 

·「どうぞの会」の活動は?

リユース品の無料お譲り会で、会場は決まっていませんが、毎月宝塚市内で開催しているそうです。

 

メンバーが子育て中のママさんたちということもあり、主に子ども用品、子ども服に靴やおもちゃ。ベビー用品、離乳食グッズや肌着関係などが多いとのこと。

 

ベビー服や子ども服などは着られる期間が短いので、譲って貰えると有難いですよね!

 

·無料だからこそ、かも···?

どうぞの会は無料で、お持ち帰りの数制限も無いので、ずっとお店に居る必要が無いなどとても自由だそうです。

なので、例えばお客さんが来てもお店番が居なくて、隣のブースの人に「貰って帰って良いですか?」と聞くと、「どうぞとうぞ!」となるそうで、まさに「どうぞの会」ですよね?

 

·「お譲り」への思い!

今は、インターネットを使ったり、色々な方法で有料で販売出来るかも知れない方法もあるなか、お譲り会に出品される理由は、「大事な時着ていた服」など思い入れのある品物は、ちゃんと相手と対面で渡したい、との思いの方も···。

対面でお話しをしながら渡せるからこそお互いに心がこもることもあるのかも知れませんね?

 

·「お譲り」以外にも···!

どうぞの会には、品物を目的で来られるだけでなく、会話を楽しみにされている人も多いそうで···、

例えば、譲って貰う人は譲る人より基本的に少し年下の同性の子どもさんがいる方なので、先輩としてちょっとしたアドバイスや「うちもこうだったよ~!」なんて会話が弾んだりするそうです。

それらは、出品者同士にも言えるようで、出品者同士でも話しが弾んだり、仲良くなったり···!

中には、「久しぶりに大人の人と話せた」など会話を楽しみにしている人も居るそうですよ。

 

乳幼児を育ている親御さん、主にずっと関わっている人はお母さんが多いと思いますが、ほとんど子どもさんとしか向き合えない状況だったりすると、孤独も感じるし行き詰まってしまうこともあるかも知れません。

ちよっとした息抜きや色々なことを話せたりして、ママさんたちなどの交流の場にもなれたら···、と菅河さんは仰っていました。

 

商品を譲ってもらえたら経済的に助かりますが、もしかしたらそれ以上に同じ様に子どもさんを育てている人たちの子育てトークなどの交流が出来ることを楽しみにされている方も多いのかも知れませんね?

 

·品物を見に来られるかたは!

予約は不要

数量も制限はありません

「マイバッグ」を必ずご持参下さい

 

·出品者のかたは?

事前にお申し込みが必要

(次回の出品を希望される方は、お申し込み締め切りが8月24日で先着10名程となっているのでお問い合わせ下さい)

搬入から後片付けまでセルフでお願いします。

残った品物は、原則各自で持ち帰りとなりますが、了承を得た品物のみ障碍者施設等に寄付する場合もあります。

 

次回の「どうぞの会」は8月29日に開催されます。

良かったらぜひ覗いてみて下さい!

 

 

次回の「どうぞの会」

 

日時:

8月29日(火)

10:30~14:30

 

会場:

宝塚市総合福祉センター

1階 機能訓練室

 

マイバッグ持参

 

追記:

出品者も募集中(先着10名)

申込期間: 8月24日(木)まで

 

詳しくは:

公式LINE:

@137ustpe

インスタグラム:

@douzonokai_takarazuka

各児童館や公民館にもチラシが置いてあります。

ボランタリープラザzukavoの窓口で問い合わせて頂いても大丈夫です。

 

 

「しゃべりに来たよ!」「ママ友にも声を掛けたよ!」など口コミで広がりリピーターの方も多いそうです。

 

「手渡しする時、相手の方がとても喜んでくれた、その事が本当に嬉しかった」と出品者の方が仰っていた、という菅河さんのお話しがとても印象的でした。

 

譲る人も譲られる人も、そこにいる人たちの空気がとてと優しくて暖かいんだろうなぁ?そんな気がしました。

 

出品されているものに興味がある方はもちろん、子育てがちょっとしんどいなぁ?おしゃべりしたいなぁ?って人も、ぜひふらっと覗いてみて下さいね!