「ボタニカルアートは美しい植物画!」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

ゲストコーナー、今回は「宝塚・京都で植物画を楽しむ会 ボタニカルアートフレンズ」の木村友美(きむら ともみ)さんにお越し頂きボタニカルアートについて、今月開催されるボタニカルアート作品展についてお話しをお聞きしました。

 たうんがいど

 

・園芸は力仕事···?

20年以上園芸に関わる仕事をされていた木村さんは、今もお庭のメンテナンスのお仕事をされているそうです。

スコップや芝刈機を使ったり、土や水 にホースも重たくて、園芸は実は力仕事です!と仰っていました。

 

お花に囲まれて楽しそうなイメージですが、大変なお仕事なんですね?

そういえばお花屋さんの方が、あかぎれや小さなけがもするような事を言ってたような···?

 

 

・ボタニカルアートフレンズはどんなグループ?

 宝塚と京都でそれぞれ行われているアート教室のメンバーが、一緒に集まったメンバーだそうです。

 

 

・ボタニカルアートとは?

 古代、まだ写真の無い時代に薬草などを間違えないように正確に描くため詳細に描いていました。

やがて17世紀の大航海時代からヨーロッパを中心に世界中の植物を集め出したことで、専門の画家が増えたとのこと。画家が描いた植物画は図鑑となって広がりその美しさから貴族の間で流行したそうです。

つまり、その植物は何か?を確定するため、記録するために描いていた植物画がとても美しいと貴族の間で人気となり、アートとしても進化していった様です。

 

 

·ボタニカルアートの魅力!

 ボタニカルアートは、余計なものを足したり減らしたり、また間違って描くことはしない、しては行けないそうで、例えば雄しべの数までちゃんと数えて描いたりするそうです。

その中で各自で考えて、描く部分や全体像、レイアウトなどでアートとして表現していくとのことです。

 

因みに牧野富太郎さんの植物画は四季折々の植物を細かい所まで正確に描きつつ、とても美しく描いていて芸術だと思う、と木村さんは仰っていました。

 

 正確に描きつつ構図や色々考えて美しく描く、ということは?

植物の詳細も分かるし、芸術作品としても美しいので、鑑賞しながら勉強にもなったりするかも知れないですね?

 

 

・作品展について!

 ボタニカルアートの魅力がいっぱい!の作品展が開催されます。

 

・テーマ作品は接木!

作品展では自由作品とテーマ作品が展示されます。

テーマ作品の共通のテーマは、宝塚市ではお馴染み「接木」

宝塚市で作品展を開催するにあたって宝塚の文化などに関わる事にしようという事で接木を選んだそうです。

 

接木を描くために台木と呼ばれる土に張る植物とその上に接ぐ植物が違うため両方の植物について調べたりしたそうですが、描く植物を知ることは植物画の面白味のひとつでもあるとのことです。

 

接木とは何か?の解説や山本地区の歴史にも少し触れた展示もあるそうですよ!

 

 

·関連イベントが···!

作品の展示の他に関連イベントも開催されます。

 

☆講演:「プロに学ぶバラの接木と育て方」

実際に接木を見てもらい接木についてを学んだり、しきざきやつるバラなどのお手入れ育て方、時間があれば質問コーナーなども···!

講師は、あいあいパークでもお馴染み、宝塚で有名なバラ生産業、確実園に長く勤められていた前野義博さん。

接木されたバラの新苗のお土産付き!

 

 ☆ワークショップ「色鉛筆を使って葉っぱを描こう」

大人も子どもも気軽に葉っぱを描こう!という事でボタニカルアートのメンバーが押し花にした葉っぱを、参加者の皆さんが紙にトレース、葉脈を写し取り色を塗って自分の作品を作り上げます。

予定時間は30分くらいで、開催時間中、席が空いていれば何時でも参加できるとの事です。

 

お申し込みは、ボタニカルアートが描かれたとっても素敵なパンフレットや広報たからづか3月号17㌻の二次元コードから、宝塚市立文化芸術センターのホームページなど。

パンフレットはソリオカルチャーや宝塚市立文化芸術センターにもあるそうです。

 

貴重なお話しが聞けたり、実際に接木を見て接木についてやパラの育て方など教えて貰える講演、そして葉脈をトレースして色を塗り自分だけの作品を作る!  楽しそうですね?

 

これをきっかけにボタニカルアートをもっと知って欲しい!と木村さん。

 

ボタニカルアートの美しさを感じて、楽しさを知ってもっと興味を持つ人が増えたら良いですね!

 

 

 ボタニカルアート作品展

「つながるいのち」

~接木された植物を描く

 

日時:

3月22日(金)~3月26日(火)

10:00~17:00(最終日16:00まで)

 

会場:

宝塚市立文化芸術センター

1F サブギャラリー

(阪急宝塚南口駅より 徒歩約7分

JR·阪急宝塚 より徒歩約13分)

 

~関連イベント~

☆講演☆

《プロに学ぶバラの接木と育て方》

 〖講師〗前野義博氏(バラの育苗育成技術 アドバイサー

〖日時〗3月23日(土)  10:00~12:00

〖内容〗バラの接木の実演と基本的な育て方のお話  (Q&Aも交え、初心者の方にもご参加頂けます。)

〖費用〗2000円(バラの接木苗つき)

〖 定員〗20名(申し込み受け付け中·先着 順)

〖場所〗宝塚市立文化芸術センター

1Fアトリエ

 

 ☆ワークショップ☆

《色鉛筆で葉っぱを描こう》

〖日時〗3月24日(日)  10:00~12:00

〖内容〗色鉛筆を使ったステンシルアート(スタンドフレームは20名分限定)

〖場所〗宝塚市立文化芸術センター1Fアトリエ

◊無料·予約不要·画材不要(どなたでもお気軽にご参加ください)

 

お申し込み:

パンフレットまたは広報たからづかの2次元コードから

お申し込み:お問い合わせ

eメール:b.a.flora2023@gmail.com

(担当:木村さん)

 

パンフレットの絵を見るだけでも、とても細かくて綺麗で、まるでそこに咲いている様に見えます。

ボタニカルアートは想像以上に魅力的で癒されるかも?

良かったらぜひ、会場で確かめてみて下さいね!