「宝塚と鉄道」

すっかり秋らしくなりましたね? 紅葉もちらほら・・素敵ですね! 玉井順子です!

 

今週は「じゅんたまの”コレ行こっ!」です。

今回は阪急清荒神駅前にあります宝塚市中央図書館 聖光文庫展示コーナーで

開催中の明治150年記念展示「宝塚と鉄道」の取材に行って来ました!

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中央図書館では明治150年記念事業として11月24日(土)に

「近代日本史のなかの阪鶴(はんかく)鉄道-福知山線はなぜ敷設されたのか-」

題した歴史講演会を開催します。

この歴史講演会に合わせて宝塚市域を通る鉄道の歴史について展示したものが

明治150年記念展示「宝塚と鉄道」です。

 

鉄道模型や興味深い資料などが満載の展示コーナーで、

今回の企画展について、宝塚市立中央図書館 市史資料室の金田順子(かねだじゅんこ)さん

にお話しをお聞きしました。

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宝塚市の発展は鉄道も大きく関わっていると思います。

最初に開業したのは、阪鶴鉄道(現JR福知山線)

なぜ阪鶴鉄道かというと、最終的には大阪から舞鶴まで開通する予定だったからだそうです。

残念ながら阪-鶴とはいかなかったようですが・・・。

阪急も含め明治期に市域を走っていた鉄道について紹介されています。

 

展示コーナーに入ってまず目に入ったのは阪鶴鉄道などの鉄道模型。

模型を作っている方からの寄贈だそうですが、とても精巧で、

なんとモーターが入っているので動くそうですよ~!

もちろん展示なので動かしてはいませんが・・。

 

その他にも日本の駅名などが掲載されている交通網・路線図

宝塚温泉案内の冊子・明治35年の阪鶴鉄道の時刻表。

そして、駅の当時と最近の写真なども懐かしさや面白さがありましたね!

中にはもう無くなってしまった駅なども・・。

例えば、仁川駅と小林駅の間に鹿塩駅が(かしお)あったそうで、

当時、近くにあった川西航空機で働いているみなさんのために作られた駅だそうです。

 

その他にも当時無人駅で使っていた切符(の様なモノ?)など

興味深い資料や展示物がいっぱいです!

 

懐かしさを味わいたい方も、歴史や鉄道に興味を持っている人も、

充分楽しめる内容だと思います。

ぜひご家族やお友だち、皆さんで聖光文庫展示コーナーにお立ち寄りくださいね!

 

それから、個人で古い資料などお持ちで「図書館に寄贈しても良いよ~!」と

言う方のご連絡もお待ちしていますとのことです!

 

明治150年記念展示「宝塚と鉄道」

開催日時:10月20日(土)~11月26日(月) 10:00~17:00

場所:宝塚市立中央図書館 聖光文庫展示コーナー

問い合わせ:中央図書館 市史資料室 

☎:0797-85-0648