「市立病院の得した気分」

さむ~いですね! 皆さんお元気ですか? 玉井順子です!

 

さて、今回の「市立病院の得した気分」は、

宝塚市立病院 循環器内科 主任医長 松本卓也(まつもと たくや)先生に

お話しを伺いました。

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走ることが趣味で宝塚ハーフマラソン大会にも出場される予定だという

松本先生はスタイルも良く今回のテーマにはあまり当てはまらないかも

知れませんが・・・?

今回のテーマは、『動脈硬化を予防して元気に年齢を重ねましょう』です!

 

実は、心臓病や脳卒中など動脈硬化関連の病気とがん全般では、

死亡率は同じくらいだと言われているそうです。

 

動脈は、若い時はゴムのように弾力が有りますが年齢を重ねたり、

高血圧や糖尿病やたばこやコレステロールなどが原因で硬くなっていきます。

プラークという油かすが血管に溜まり血液が流れにくくなり血管が細くなったり

詰まったりすることで様々な病気を発症します。

場所によって、脳梗塞や心筋梗塞、狭心症、足の血管が細くなると

閉塞性動脈硬化症となるそうです。

 

動脈硬化は後遺症を引き起こす可能性もあり健康寿命を短くしてしまう原因ともなります。

怖いですよね?

 自覚症状も無い場合が多いので、日頃から気をつけることが大切ですね!

 

では、何に気をつければよいのか・・・?

 

特に大切なのは運動と食事だそうです!

運動は、毎日30分くらいのウォーキングかランニングが良いそうですよ!

出来れば腕を振って・・・。

毎日が無理なら5日くらいでも、30分が無理なら10分でも、続けることが大切だそうです。

そして、食事は塩分に気をつけることで、目標は1日8gだそうです。

うどんやラーメンなど麺類はスープは残すようにするほうが良いとのことで、

お味噌汁などは具沢山で・・・。

出来れば塩分計測器もあるのでチェックしてくださいとのことです。

 

そして季節の変わり目や冬の急な温度差は危険なので、

お風呂などは脱衣場もあらかじめておいた方が良いそうです。

 

もしかしたらすべては無理かもしれませんが、動脈硬化はかなりの割り合いで

自分自身で予防出来ると思いますので、動脈硬化になりやすいこの時期だからこそ

出来ることから始めてみませんか?