「市立病院の得した気分」-たからづかタウンガイド-

昨日は七夕でしたね? お願いごとはされましたか?

私はやっぱり家族の健康・・ 玉井順子です!

 

今週は「市立病院の得した気分」です。

お話しをお伺いしたのは、

副院長兼腫瘍内科・呼吸器内科主任部長 片上信之(かたかみ のぶゆき)先生

19-07-08-16-55-26-592_deco 

スタイルが良くてお洒落、ダンディな先生です! 

 

神戸市立医療センター中央病院に長く勤められ、アメリカの大学に腫瘍学の臨床やフェローとして

1年半行かれるなど、まさにがん治療のスペシャリストです。

今年1月から宝塚市立病院に来られ、

外来で患者さんも診察されているそうです。

 

今回はそんな片上先生に最新のがん治療についてお聞きしました。

 

4~5年前までは、手術・放射線・抗がん剤が3大治療方法でした。

2014年にそこに免疫療法が加わりました。

 

オプジーボなどで知られる免疫療法とは・・・?

今までのがん治療は外から薬や外科的治療を施すやり方でしたが、

免疫療法は、自分の身体の中にあるTリンパ球という血液細胞を利用して

がん細胞を攻撃するというものです。

Tリンパ球は細菌やウイルスなどの外敵と戦ってくれるのですが、

それらを利用して、がん細胞を攻撃するという方法です。

 

免疫療法のメリット・デメリットは・・・?

外からの治療だとがんが消滅した時点で治療が終わるので、

再発の可能性があるのですが、免疫療法だとがんが出てくると

Tリンパ球が持続的に戦ってくれるので、完治が望めるそうです。

また、末期や進行性で難しいがんなどは抗がん剤に対する耐性が出来ると

治療薬を変えたりしながら

対処療法などで、がんと共存していかないといけないと

思っている患者さんにも効果が望めます。

ただ、副作用が無い訳ではありません。

Tリンパ球が元気になり過ぎて、がん細胞以外にも攻撃してしまう

可能性があるそうです。

攻撃する場所によって、例えば正常な肺であれば間質性肺炎に

その他にも心臓病や糖尿病などの可能性が・・!

上手にコントロールしながら治療していくことが大事だとのことです!

 

では、どのようながんに効果が期待できるのでしょうか・・・?

最初に認められたのは、皮膚がん悪性黒色腫・その他にも肺がんや

リンパのがん・胃がんや咽頭がん・肝臓がんなどに

使用されているそうです。

 

現在宝塚市立病院には呼吸器病の専門医と抗がん剤治療の専門医がそれぞれ

3名で、がん患者さんの治療に積極的に取り組まれています。

気になる方は、まずかかりつけ医に相談して、それからお越しくださいとのことです。

「直接だと初診料がかかりますので・・」と優しい片上先生でした。

 

最後にがんになりにくい身体にするためには・・・?

食事に気を付けて、運動をして、肥満など体重を気にして、たばこを控える、

またお酒の弱い人はお酒にも気を付ける・・。

 

やっぱり・・・、

健康的な生活が一番の予防に繋がる方法の様ですね!