「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-

暑い日が続きますがお元気ですか?

玉井順子です!

 

第二土曜日は「市立病院の得した気分!」

今回は、リハビリテーション室

理学療法士 射延 菜穂美(いのべ なほみ)さん

に、「新型コロナウィルス感染症を

フレイル対策で乗り切ろう!

“高齢者の気をつけたいポイント”」について

ズームでお話しをお聞きしました。 

市立病院

市立病院

 

宝塚市立病院開院当初から36年にわたり

勤務され、様々な資格や講師など高齢者の

健康寿命の延伸を目指し啓発活動を行い

新たな活動も模索中!という意欲的な

射延さんに「フレイル」について

お聞きしました。

 

市立病院

市立病院

 

*フレイルとは:

年齢を重ねるとともに病気や様々な

ストレスを打ち負かす力が弱くなり

それらに対する回復力が低下した状態、

介護が必要になる一歩手前の状態で、

対象は75歳以上の後期高齢者ですが

65歳を過ぎたら気にして欲しい、とのこと!

 

*フレイルかも・・?のポイント。

①ここ半年で2、3㎏の体重減少があった

②握力が男性26㎏、女性18㎏より低い

③この2週間訳もなく疲れたような

感じがする

④以前に比べて歩く速度が遅くなってきた

⑤軽い運動、体操や定期的な運動・スポーツ

をしていない(1週間に一度くらいが目安)

上記の項目の内3個以上当てはまる場合は

フレイル、1~2個はフレイルの一歩手前

と考えられる、そうです!

 

*予防法は?

ポイントは体力維持・栄養・メンタル!

まずはテレビを見ながらなど、ながらで

良いので足踏みをしたり軽い運動をする

栄養は、筋肉維持の欠かせないたんぱく質

を摂るとともにバランスの良い食事を

心がけることが大切だそうです。

例えば、お昼に素うどんなら玉子を

トッピングするなど一工夫してみる

などを心がけて欲しいそう~!

そして、メンタルも大事!

近所付き合いや家族との交流。

今は会って話すことが難しいので

電話などで交流をはかる、また

回りの若い方たちの高齢者の皆さんへの

電話などでの積極的な声かけもお願い

したい、とのこと!

口を動かす”しやべる”ことは

体もメンタル的にも大切だそうです!

お互い様!の気持ちで繋がっていくこと

が大事かも知れませんね🎵

そうそう、鼻歌を歌う、もおすすめ!

だそうですよ~。

鼻歌なら一人で大体何時でも可能

なので、気軽に出来そうですね🎵

 

体力・栄養・回りの方たちとの繋がり

3っつのポイントに気をつけて欲しい

と射延さん、 そして

今はコロナの影響で動きにくい時期ですが

高齢者の皆さんの延伸に向けてまだまだ

色々計画、新たな活動を模索中と

ますます意欲的です❕

 

射延さんは将来高齢になっても

フレイルとは無縁そうですね?

 

お話しを聞いていて私も見習わないと

いけないなぁ?と思いました。

 

 皆さん、一緒にフレイルに気をつけて

心身ともに元気な高齢者目指しませんか?