「災害時の電気の取り扱いと情報」-たからづかタウンガイド-

暑い日が続きますがお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回のゲストコーナーは、

関西電力送配電株式会社阪神配電営業所

保全係係長・角田貴彦(すみだ たかひこ)さん

同じく保全係の

重松香会子(しげまつ かえこ)さんに

「災害が起こった時の電気の取り扱いと

情報」についてお話しを伺いました。

 

関西電力

関西電力

まずは、関西電力が送配電株式会社とは・・?

関西電力から送配電事業を受け継いで

今年4月1日に関西電力から分社したばかり

の会社だそうです。

 

そんなお二人から近年頻発している

台風や豪雨災害などについて注意する

ことなどをお聞きしました。

 

まず工場や商業施設などは、受電設備等を

上階に設置したり防潮堤や水蜜扉で、

浸水の影響を防ぐ、

また家庭では水に浸かった電化製品は

漏電や火災の原因となるので使用しない

などに気をつけて欲しい、とのことです

 

また、非難所などに非難する場合は、

電化製品のスイッチを切る、

また非難前には必ずブレーカーを

落としてから非難すると安全だ

ということです。

 

火の元やガスの元栓などは気にする人が

多いと思いますが、漏電なども火災に

繋がります。

電化製品やブレーカーも気をつけたい

ですね!

 

次に、台風シーズンを迎えるにあたり

気をつけたいことは・・・?

トタン屋根や看板、養生シート

テレビのアンテナなどが風で

飛ばされやすく、電柱や電線に接触

すると停電の原因となるので

早目に片付けたりしっかり固定して

置くことが大切だということです。

 

また、切れた電線や折れたり傾いた電柱を

見かけたら感電の恐れがあり非常に

危険なので、絶対に近付かず、

関西電力送配電株式会社の下記の連絡先

まで連絡してくださいとのことです。

℡:フリーコール 0800-777-3081

 

FM宝塚では、停電時には非常用電源での

放送を行い、緊急時には災害情報なども

随時細かくお伝えしており

市役所、Jアラート緊急放送にも対応

していますが、

関西電力送配電株式会社さんからは、

スマホアプリ「関西停電情報」や

関西電力送配電株式会社さんの

ホームページから、停電情報や

復旧作業の進捗情報、復旧見込み時間

などが確認できるそうですよ~!

10地域まで登録可能で、停電が発生

するとスマホに通知が来るそうです。

 

停電が起きた場合に復旧状況や見込み時間

が確認できると自分達はどのくらいまで

どうすれば良いか見通しが立ちますので

安心出来ますね!

 

ホームページからインストール出来る

そうなので、皆さんぜひチェック

してくださいね!

 

お二人からもお話しがありましたが

側溝や雨水ますなどの掃除や

貴重品などをすぐ持ち出せるように

まとめておく、避難時の集合場所を

決めておくこと。

 

ハザードマップで自宅周辺の環境を

チェックしておくなどは、

「広報たからづか8月号・臨時号」にも

様々な情報とともに掲載されています。

 

台風などが心配される季節です。

何が起きるかも分かりません。

ぜひチェックして頂いて、日頃からの

備えを確認して下さいね❕

 

阪神淡路大震災を経験されて、

電気の大切さを知り、皆さんに

送り届ける側になりたいと

今の仕事を選ばれた重松さん。

技術者として様々な経験をされて

安全・安定的に私たちに電気を24時間

365日送り届けることが使命だと

仰っていた角田さん。

 

お話しを伺ってお二人の真面目で

真摯な人柄が伝わってきました。

 

私たちも出来ること、例えば、

何かあれば切れる様にブレーカーを

チェックしておくなど、気をつけない

といけないなぁ?と思いました。

 

当たり前に電気が使える生活の裏には

支えてくれる人たちがいることを

忘れない様にしないといけない

ですね!