「宝塚で唯一の登り窯・陶芸への思い」-たからづかタウンガイド-

10月に入りましたね?

お元気ですか? 玉井順子です!

 

今週のゲストコーナーは、

陶芸家で、NPO法人宝塚の杜(もり)

芸術倶楽部代表二葉滋(ふたばしげる)さん

にお越し頂き陶芸の魅力や10月18日に

開催される上佐曽利工房・登り窯見学会に

ついて、色々お話しを伺いました。

 

お酒が好きで酒器に興味をもっていた

大学生の時に、ぐい飲みを買った帰りの

電車の中で閃き、

翌日に陶芸の本を探しに行き、

やがて、陶芸家の道へ・・・❕

そんな異色の経歴??の二葉さんは

蒔窯にこだわり、西谷の工房には

宝塚市で唯一の登り窯があります。

 

二葉さんに陶芸の魅力と薪窯にこだわる

理由をお聞きしました。

 

・陶芸は最後は窯まかせ・・?

絵画や彫刻など他の芸術は、最後まで

自分で仕上げることが出来るけれど

陶芸は最後に自分の作品を窯に託すので

最終確認が出来ない、窯を開けるまで

どうなっているか分からない唯一の芸術

ではないかなぁ?と!

そしてそれが魅力ですと、二葉さん。

出来上がるまでの間のドキドキ感や

祈るような気持ちが良いんですよ!と

仰ってました。

 

・そして、薪窯にこだわるのは・・・?

ガスなど他の窯に比べて想像以上のすごい

作品が出来たり、逆に想像以上にガッカリ

したり、その振り幅も大きくて、

しかもとても手がかかるそうですが、

そこが面白いし、だからこそ

達成感も味わえると仰ってました。

 

・作品良し悪しはどうやって見分ける・・?

作品の良し悪しの基準は、

「人によつて違うとは思いますが、

私の場合はお金を頂ける作品かどうか?」

だそうです。

本人が納得いかなければ、

お客さんが欲しいと言っても

販売はしないと、その線引きは信用にも

繋がると仰っしゃる二葉さんは

凄く自分に正直な人だなぁ?と思う

と、同時に陶芸家の誇りを感じました。

 

きっとご自身は「いやいや・・!」なんて

照れられるかも知れませんが・・・?

 

「酒が好きで陶芸家になった!」と

冗談の様に言いながら、

実はとても真摯で一本筋の通った

二葉さんの、西谷(上佐曽利)にある

工房やその中に展示されている作品

登り窯などの見学会が開催されます。

 

お申し込み頂ければ、

どなたでも参加して頂けますので、

この機会に素晴らしい作品と

宝塚で唯一の登り窯をご覧頂いて、

陶芸の魅力に触れてみて下さい!

 

そして、そして・・、

陶芸に興味を持ったり陶芸家目指したい!

と思った方は、ぜひ二葉さんに

声をかけてみて下さいね❕

 

「上佐曽利工房・登り窯見学会」

日時:10月18日(日) 11時45分頃~

場所:上佐曽利の二葉滋さんの工房

アクセス:「阪急バス」JR武田尾(10時48分発)

上佐曽利(11時15分着)徒歩7、8分

*バスの本数が少ないので、

必ず上記のバスでお越しください。

また当日は「ダリア花まつり」も開催中

ですので、駐車場が空いていない可能性

があります。バスをご利用ください。

*昼食、飲料等は必ずご持参ください

運動靴など滑らない靴でお越しください

とのことです。

お申し込み・お問い合わせ:

℡:0797-91-1224(二葉さん)