「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか? 玉井順子です!

 

今週は「市立病院の得した気分!」

ズームでお話しを伺ったのは、

乳がん研究で医学博士を取得されている

外科主任医長

柳井亜矢子(やない あやこ)先生。

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テーマは「乳がんは他人事と思って

いませんか?」

 

女性に多い病気乳がん、「同じ女性として

心に寄り添って治療が出来るのでは?」

と思い、乳がんの研究や乳腺専門医を

目指されたそうです。

 

・乳がんは増えている?

女性の社会生活のスタイルや

食生活の変化などで増えてきていると

言われている乳がんは、30代から増加

始め、40代後半から50代前半と、

60代前半にピークがあるそうです。

 

・乳がんになりやすいタイプとは・・?

もちろん様々な要因があると思いますが、

女性ホルモンが関係しているそうなので

月経のある期間が長い、または未産や

高齢出産などが考えられるそうです。

また、脂肪からエストロゲンと呼ばれる

女性ホルモンが作られるので、

閉経後は肥満なども要因の1つと

なり得るとのこと。

 

・まずは自分でチェック!

まずは定期的にセルフチェックを

しましょう!

チェック方法は、

1.お風呂に入る時などに目視・・。

(乳房の左右の大きさが違う、形や色が

変わっている、皮膚のひきつれがある。

乳頭から分泌物がある時などは要注意!)

2.次にお風呂の中で石鹸など滑りやすい

状態でしこりのチェック!

全てではないけれど、乳がんは石の様に

ごりっとした感触が多いとのことです。

 

・どのくらいのペースでチェック?

月に一度くらいチェックを!

閉経前なら生理後1週間から2週間の間!

閉経後は、日を決めてのチェック!

が良いとのことです。

 

・予防法は・・・?

基本的に予防法は無いそうですが、

適度に体を動かして、過度な飲酒・喫煙は

避けて規則正しい生活を心がけることが

大事だということです。

また特に閉経後は肥満にも注意!

だそうです。

 

・検診は大切・・・!

乳がんはほとんどがゆっくり進行するので

早期に発見すれば治りやすい病気だそう

です。 まずは自己チェックを忘れず、

気になることがあれば、かかりつけ医など

病院に相談して下さいとのこと。

また、定期的な検診も大切!

 

宝塚立病院では、一人一人の患者さんの

ために、乳がん看護認定看護師

や薬剤師、検査技師、理学療法士、栄養士

などと共にブレストケアチームを結成

されているそうです。

気になる方は、まずはかかりつけ医に

相談の上、早めに受診された方が良いかも?

 

早期発見・早期治療が大切ですね!