「宝塚温泉まつり」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
今回のゲストコーナーは、
宝塚温泉まつり実行委員長
塩川恵造(しおかわ けいぞう)さんと
実行委員の
喜多河恭子(きたがわ きょうこ)さんに
「宝塚温泉まつり」について、電話を
つないでお話しをお聞きしました。
·宝塚温泉と宝塚温泉まつりの歴史
134年前、明治20年5月5日に宝塚温泉が開湯し、昭和50年頃までは5月5日の子どもの日に地元で温泉まつりが開催されていたそうです。子ども神輿が街を練り歩いていて、そのお神輿や写真が湯本町にある宝塚公会堂に残っているそうです。そこで、暫く途絶えていたお祭りを復活しようと、地元に働きかけ、復活「宝塚温泉まつり」が行われることになったそうです。
·宝塚温泉まつりについて
宝塚温泉まつりは、神事と子ども広場やパフォーマンスステージと、お神輿の3つに分かれるのですが、コロナウイルスへの影響も考え、神事は5月5日塩尾寺で、自然への恵みへの感謝、感染症疫病退散、亡くなった方へのお参りなど、関係者のみで行われたそうです。
実は塩尾寺にはある言い伝えがあるそうで、塩尾寺観音縁起には、室町時代身体を患った貧しい女性の枕元に、「武庫川の川辺に噴出している冷泉に入浴すれば病気が治る」とのお告げがあり、その通り身体を洗うと病気が治ったと伝えられています。これにならい丁字ケ滝の滝つぼにある源泉を排して塩尾寺で法要したそうです。
そのため神事は塩尾寺で行われたのですね!
·ステージとお神輿
宝塚温泉まつり、この後は7月25日に武庫川河川敷左岸、宝塚ホテル横の、子ども広場で段ボール遊びや恐竜釣り紙芝居や温泉クイズなどの楽しめるイベントが行われ、その隣で子どもたちも含めた、ダンスや、日本舞踊、バンド演奏などのステージ、更に新ではなく「旧宝塚音頭」が披露され、そのままお神輿で宝来橋を一周するそうです。
お神輿の担ぎては決まっていますが、その他は、誰でも参加出来るそうですよ!
·宝塚温泉まつりへ込めた思い
·宝塚温泉まつり開催への思いについては、温泉、炭酸が湧き、絶景の滝があり、鳥たち、山などの自然の恵みに感謝しこれを次世代に継承することが大切ではないか?それらも含めて大切なものが隠れて見えなくなってしまっていることを再認識したい!との思い、また宝塚周辺に約50ほどあった旅館がマンションなどに代わり、昔のことを知らない人々も増えて来て、このままでは昔から伝わる伝統文化が消えてしまうかも知れない、伝えていかなければ!という思い、更にはコロナの影響で子どもたちの行動が制限されているので、子どもたちが楽しめる場も設けたい!などの思いがあるそうです。
·宝塚音頭
現在の新宝塚音頭ではなく、その前の宝塚音頭の音源が見つかり、何と今回復活するそうです。昔温泉が栄えていた頃の宝塚音頭だそうで、もしかしたら聞いたことの無い、でも昔懐かしい音頭なのかも知れません。楽しみですね!
宝塚温泉まつりは、今回をきっかけに一年ごとに育てて行きたい、と仰っていました。
ぜひずっと続いていくお祭りになってほしいですね!
興味のある方は、染対策をしながら、ぜひぜひご参加下さい!
「宝塚温泉まつり」
日時:7月25日(日) 16:00~19:00頃
·子ども広場
パフォーマンスステージ
お神輿
(お神輿は18:30頃からの予定)
場所:武庫川河川敷左岸·宝来橋
開催についての変更などに関してや、詳しくは「宝塚温泉まつり実行委員会」のホームページをチェックしてください。
お問い合わせは、
「宝塚温泉まつり実行委員会」
電話:090-3168-0597 090-8145-6315