市立病院の得した気分!

こんにちは~ 中山澄恵です♪

 

皆さん、お元気にお過ごしですか?

先週は、体調を崩しお休みしてしまい申し訳ありませんでした

皆さんも風邪などひかれませんようお気を付けてお過ごし下さいね。

 

さて・・『市立病院の得した気分!』では・・

宝塚市病院事業管理者の妙中信之先生をお迎えしました。

テーマは「市立病院の今とこれから」

11月13日分

とってもダンディで笑顔も素敵な妙中先生です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは、病院事業管理者ってどのようなお仕事なのかご存知ですか?

病院事業管理者というのは市から任命されて、病院職員の任命(人事)権をもち、市役所や議会、医師会、大学等との折衝も行われているそうです。

 

この役職をお受けになって今年で9年目になられた先生ですが、この間、取り組まれてきたことは・・

医師の増員や血液浄化療法センター、緩和ケア病棟、救急医療センター等、施設の開設などなど。

 

この救急医療センターの開設に伴い、救急車の受け入れ件数も大幅に伸びています。

(8年前は約2000件⇒27年度は約4700件)

これは施設が整っただけでなく、スタッフの方々の“1件でも多く受け入れたい!救いたい!”という強い思いも感じますね。

 

また決算の面では・・施設・設備も充実し、患者さんも増加。医業収入も増加したものの、人件費や診療材料費の増加もあって27年度の経営収支は1億円を超える赤字に・・

それでも前年度と比較すれば2億以上も改善されています!

たとえ不採算であっても、必要な科であれば存続させなければならない・・など市立病院ならではの経営の難しさも色々あるようです。

 

今後は、採算面では赤・黒トントン位に・・

また医療機関同士の連携だけでなく、医療と介護・医療と福祉の連携をもち、生まれ育った街で市民の皆さんが人生を全うできるよう“市立”病院として貢献していきたい!そんな風にもおっしゃっていました。

 

妙中先生の温かいお人柄と、病院スタッフの皆さん、そして何より患者さんのことを考え“病院事業管理者”として日々懸命に取り組んでいらっしゃることがとても伝わってきました。

 

妙中先生、お忙しい中ご出演いただきありがとうございました。