220309放送 星屑トレジャー
星屑トレジャー 足立唯夏です。
今週から暖かい日が続きそうですね。
でも夜はまだまだ寒いので、天体観測する時はお気をつけて!コートもまだ仕舞わないでくださいね。
⭐️3月9日(102回目)のテーマ⭐️
しし座について
学名はLeo(レオ)
ライオンを意味するラテン語です。
黄道十二星座のうちの一つであるしし座は、春の星座でも注目してほしい星座No. 1です!
星を線で結んでも、星座の名前の通りの形にイメージができないものが多い中で、星座線だけでもちょっとライオンぽいかも……?と思えるのが故人的には楽しいですね。
尻尾の方にはデネボラ(獅子の尻尾という意味です)と呼ばれる2等星、胸の辺りにはレグルス(小さな王様という意味です)と呼ばれる1等星があり、レグルスから上に並ぶ「?」の反対向きのような形をしている星々を「獅子の大鎌」と呼んでいます。
絵にすると大体こんな感じです。
大きな獅子が夜空に横たわっているのが浮かび上がってきたでしょうか?
特に獅子の大鎌と似たような星の並びはあまり見られないので、この部分だけでもすぐに見つけられると思いますよ。
わからない!という方は北斗七星から春の大曲線を辿ってみましょう。いろんな探し方がありますが、自分の見つけやすい方法で大丈夫です。
ぜひ見つけてみてくださいね。
⭐️しし座にまつわるギリシャ神話⭐️
英雄へルクレスはミケナイの都の王様から人喰い獅子を退治するよう命令されました。
獅子を探し出したヘルクレスは弓矢で倒そうとしましたが、毛皮は剣も矢も適さないので全く歯が立ちません。今度はこんぼうをふりかざしながら追い回し、ほらあなに追い込むことにしました。ほらあなに逃げ込んだ獅子が逃げないように穴を塞いで追い詰めたヘルクレスはついに獅子の首を倒すことができました。
この時倒した獅子を、ヘルクレスの仕事を讃えるために星座にしたと言われています。
来週3月16日は、北斗七星についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫