ガーデニング相談室 ~5月4日
ガーデニング相談室 松村佳代です。
アドバイザーは山尾周平さんです。
今日の質問
西洋シャクナゲをいつも枯らしてしまいます。
上手く育てられる方法を教えてください。
西洋シャクナゲは山椒と同じくらい「枯らしてしまった」とよくきく植物です。
育てるときに気をつけるポイントがいくつかあります。
ツツジ科の西洋シャクナゲは、phが酸性気味の土でないと育ちません。
鉢植えの場合は鹿沼土と赤玉に川砂を入れて排水をよくするといいですね。
庭植えの場合は、根が浅い植物なので横に耕してあげましょう。
暑さに弱い植物です。植える場所がポイントになります。
北東など明るい日陰が生育しやすいでしょう。
ツツジの仲間の西洋シャクナゲですが、花後にツツジのように強剪定をかけると枯れてしまいます。
樹高の3分の1までをカットする弱剪定にとどめておいてください。
その場合も花芽切ってしまわないようによく見てください。
季節の植物や花のおはなし
観葉植物の植え替え
観葉植物は温度の上がってきた今の時期、5月いっぱいくらいまでは多少根鉢を崩しても大丈夫。
ヤシ科の植物は根元で切って株を増やしましょう。
ベンジャミン、ゴムの木、ドラセナ系、パキラなどは思い切って剪定しても大丈夫。
2~3年植え替えをしないでいると根がつまってきて、水の吸い上げが悪くなり下葉が枯れてきたりします。
目安として「水をあげても下から水が落ちてこない」「鉢の裏から根が出てる」など。
5年に1度は植え替えてください。