ガーデニング相談室 ~8月10日
ガーデニング相談室 松村佳代 です。
アドバイザーは斎藤茜さんです。
今日の質問
収穫し忘れたニガウリの種。来年に種まきできますか?
斎藤さんから「できます!」と心強い返事をいただきました。
私たちが食べる緑色のニガウリは、まだ熟していない状態で中の種もまだ熟していません。
「収穫し忘れたニガウリ」は色が真っ黄色になっているはず。
黄色になったニガウリも食べられるそうです。
熟すとふにゃふにゃの皮になって、中を割ると種の周りが真っ赤なゼリー状になっているんです。それがとても甘くて美味しいんだとか。
ゼリーに包まれた種は完熟していい種になっています。
そのままにしていると腐ってしまうので、乾燥させるか、洗い流してゼリーをとって、来年の種まきの時期まで冷蔵庫で保存してください。
ニガウリの発芽は気温が25度くらい。
種をまくのはゴールデンウィークの終わったころが適期です。
季節の植物や花のおはなし
秋冬の野菜の準備
お鍋の材料になるお野菜を作りましょう。
大根、かぶら、春菊、水菜、ホウレンソウ、などなど。
それ以外にもレタスやブロッコリーもそろそろ種まきの時期です。
春菊、サラダ菜、ホウレンソウ、レタスなど葉物野菜は、
横長のプランターの浅いタイプの鉢で十分育てられます。
大根やカブなど土の中で熟すものはある程度の深さが必要です。
縦長の鉢を用意してください。
お米の袋や、土の袋を活用してもいいですね。
大根をしっかり育てるには株間15~20センチくらい必要です。
種を撒くときは一つの穴に何粒か撒いて、芽がでてきたらいい芽だけ残してあとは間引きましょう。カブも同じです。隣同士が近いと養分が行き渡らず太れなくなります。しっかり間引いて太らせましょう。
葉物野菜は筋蒔きをして、同じく間引きをするのがポイントです。
間引いたものも美味しく食べて楽しみましょうね。