8月19日　星屑トレジャー　【小惑星】

⭐️2022年8月19日のテーマ⭐️
小惑星

惑星という単語はよく耳にしますが、小惑星と言われるとピンとこない、という方もいると思います。

宇宙を漂っている天体は私たちが住んでいる惑星、地球の他にもたくさんの種類がありますが、特に地球と同じように太陽を中心に回っている天体は、さまざまな特徴の共通点から、主にこのような形で分類されています。

まず、惑星である条件は以下の3つです。
①太陽の周りを回っていること
②ほぼ球体であること
③自分の軌道の周りから他の天体を無くしてしまっていること

①②は満たしているけれど③を満たすほど大きくない天体が準惑星と分類されます。

①は満たしているけれど②③の基準に満たない天体が太陽系小天体になるのですが、
その中でも拡散成分(ガス等の発生)がない天体のことを小惑星と呼んでいます。
小惑星は主に火星と木星の間に存在し、そこ一体のことを小惑星帯といいます。

小惑星には太陽系が生まれた当時の情報が多く残されていると推測されており、太陽系の誕生、有機物がどのように生まれ、わたしたちに繋がっているのかがわかるかもしれないと期待されています。

今小惑星探査機はやぶさ2の活躍が注目されていますが、日本中の天文台で小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルを見ることができますので、ぜひ地球の外から持ち帰ってくれたものがどんなものなのか、確認してみてくださいね。

来週8月26日は、やぎ座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜⭐️