ガーデニング相談室 ~8月24日
ガーデニング相談室 松村佳代です。
アドバイザーは山尾周平さんです。
今日の質問
夏の水やりは何時にするのがいいのでしょうか?
理想は朝6~8時ごろにお水あげるのがいいのですが。
水やりの他に、肥料や薬、花殻摘みや、などなど。
毎日の植物のお世話がしんどくなっては意味がないですよね。
自分のライフスタイルにガーデニング合わせることのほうが大事です。
9時でも、お昼すぎていても、様子をみて、水を欲しがっている植物があったらあげた方がいいですね。
夕方涼しくなってからの水やりもいいのですが、病気を招くこともあるので、やはり午前中に水やりをするのがベストでしょう。
季節の植物や花のおはなし
受粉について
果物は受粉させないと実をつけません。
2本~3本、複数の木から、それぞれ受粉することで実がとまりやすくなります。
ブルーベリーは4月頃から次々と花が咲きます。
花が咲いている期間中、受粉が必要です。
ブルーベリーの花はスズランのように下向きに咲きます。
ミツバチが受粉の媒体になるので、ミツバチが飛んでいない場所では、人工的に受粉をしましょう。
朝6時~9時頃が花粉が乗っている時間です。
綿棒や耳かきの反対側についているような綿で、Aの株に咲いている花を下からチョンチョンと叩くと花粉が落ちます。
それをBの株に咲いている花につける。それを順番にしていくと花粉が混ざり合います。
花は先端に咲いていきます。1週間に1度、この作業をやってみましょう。
人工受粉するとだいたい9割の実がつきます。
ローブッシュ系は1本でも実をつける品種です。
ラビットアイ系は、1本では実がとまらずにほぼ落ちてしまいます。
別の品種で複数一緒に育ててください。
サザンハイブッシュ系やノーザンハイブッシュ系は、1本でも実をつけますが、実があまり大きくなりません。実がついても4割ほどといわれています。やはり複数あるほうがいいですね。