ほのめかす…ことが重要なのです。10/7木野先生
宝塚くらしの法律相談所
坂本ゆうこです。
10月7日 今日は宝塚花のみち法律事務所の木野達夫先生でした。
明日は結婚記念日とのことでした♡
おめでとうございます!!!
明日10月8日はキノヒ…木の日(木を大切にしようという日)でした。
木
うーーん、なんか違うな…
木
うーーーーーーーん。
ダメだこりゃ。(笑)
さて、話もどりまして。。
キのヒに結婚のキノ先生。
たまたまですが、なんとなくご縁を感じた日でした。
さて法律に関わるお話のテーマは「なぜ死体遺棄で逮捕するのか?」でした。
殺人事件が起き、怪しい人が確保されるといつも聞くのが
「まずは死体遺棄で逮捕、首を絞めたなどとほのめかし、殺人も視野に捜査されてる」
いやいや、完全に殺してますやん!!
ほぼ自供ですやん!!という内容ありますよね?
でも、まずは死体遺棄で逮捕!!これが何を表すのかを教えていただきました。
ポイントは2つ
★重大な犯罪のためじっくり捜査してから証拠を固めてから逮捕するべきであるから
★被疑者の身体拘束期間は1つの容疑につき20日間ときまっているため、いったん罪の軽い方の
死体遺棄で逮捕しておき、20日たったころに殺人容疑に切り替えるため
刑事事件は無罪推定の法則が働くため、無罪かもしれないと先に考え、無罪かもしれない人を
長期高速しておくことは人権の観点から好ましくなかったり、虚偽の自白などの問題が出てくるためである。
もちろん、死体遺棄に問えないような場合は別ですが
ほとんどの場合はこのような流れになります。
そして、先生が教えてくれたもう1つのポイントはこれ↓↓
※報道などで「殺人もほのめかしてる」という言葉
“今はあくまで死体遺棄事件で死体遺棄の取り調べをしている”のであって、殺人に関しては
被疑者が勝手にしゃべっているのだということを崩してはいけないのです
ニュースも法律家の目から考えてみると、いろんな裏や隠された意味が見えてきて
さらに興味深く考えることができますね。
木野先生の法律にかかわる素朴な疑問シリーズでした。
この放送を聴いて
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この放送の再放送は10月9日(日) 夕方4:40~
次のテーマは 10月14日
笹川法律事務所の笹川 宏先生のご登場です。
ぜひ聞いてくださいね。