ちんどん通信社の仮屋崎郁子さんをお迎えして①
12月18日(日)17:30~「サンデー・トワイライト」
ちんどん通信社の楽師である仮屋崎郁子さんをお迎えします。
みなさんは最近、ちんどん屋さんを町で見かけられましたか?
昔の風物詩だと思っている方も多いかと思いますが、
ちんどん屋さんは今も、あの町この町と活躍されています。
そんなちんどん屋さんの一員である仮屋崎さん。
ちんどんとの出会いは、神戸大学農学部の学生だった時のこと。
阪神・淡路大震災復興のイベントが各地で開かれるなか、
そのイベントの広報宣伝活動をしようということになり、
楽器が演奏できる仮屋崎さんが駆り出されたのが、ちんどんとの出会い。
その後、大阪で林幸治郎が率いるちんどん通信社に加入し、
町歩きの宣伝活動から、ステージでのショーなど幅広く活躍されています。
きっと関西でちんどん屋さんを見たことがある方は、
おそらくちんどん通信社の町歩きではなかったかと思います。
そんな仮屋崎さんが選んでくれた、ちんどんの一端を知る音源。
『大阪スタイル』というCDアルバムに収録されている、
岐阜県中津川市にある芝居小屋「かしも明治座」の門前で、
ちんどん通信社の演奏と口上「拝啓路上にて伊那節」をお届けします。
ライブ音源として貴重なもので、林幸治郎のラッパ、
ジャージ川口のバンジョーに、ちんどん太鼓、アコーディオンなど、
ちんどん音楽の醍醐味を知るに相応しい音が聴こえてきます。
そして、ジャージ川口の口上が最後に聴こえてきます。
のどかな、昔懐かしいちんどん音楽がある風景。
ちんどん屋さんが町にいることは、とても豊かな環境であり、
過ごしやすく平和で明るい社会ではないかと思ったりします。
仮屋崎さんとちんどん通信社にご注目くださいませ。