「ベンガラ染めは自然にも人にも優しい!」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回のゲストコーナーは、

ベンガラ染作家/壁がなければ参加アーティスト、

神田千花(かんだ ちか)さんに、ベンガラ染めや「壁がなければオープンアトリエ宝塚」について色々お話をお聞きしました。

タウンガイド

神田さんが纏っているのは、ベンガラ染めのサーモンピンクと藍染めのブルーのコントラストがとっても優しい色のスカーフ、ブルーはベンガラ染めでは出ないので、藍染めだそうですが、2色とも素敵な色合いのスカーフですね!

 

そのベンガラ染めのように優しい雰囲気に溢れている神田さんにベンガラ染めについてお聞きしました。

 

·ベンガラ染めとは?

ベンガラとは土のなかに含まれている酸化鉄(赤さび)を使って染める方法で赤い色や焼き方によってはピンクなど様々な色が出るそうです。

人工で作られた色とは少し違い、とても優しい自然な色が特徴で環境にも優しく、安心安全な天然染料で水さえあれば大丈夫とのこと。

 

·染色方法は?

下染めののち、粒子にした染料(ビンなどに入って売っているそうです。)を水に混ぜて揉みもみしていくと染まり、しかも素手で染められ、染めているうちにだんだんと透明な水に戻るため、そのまま流しや地面などに流せる環境にもエコだそうです。

 

神田さんは、ベンガラ染めのスクールのハイクラスで勉強されました。

技法などもあるそうですが、習わなくても誰でも出来るそうですよ!

 

聞いていて身体にも環境にも安全安心で、しかも簡単なんて、本当に理想的ですね!

 

·壁がなければオープンアトリエ宝塚について!

宝塚市文化芸術センターで毎月定期的に開催されているワーショッブなどのイベント。

今年は12月25日が最終日でたくさんの子どもたちなど多くの方がワーショッブに参加されたそうです。

 

ベンガラ染めの染料を絵の具の様にドロッとさせてスタンプにつけて、ペタペタとハンカチなどに押していくのは子どもたちに大人気でだったそうです!

スタンプを押した後に染めることも··!

 

その他にもさき織りやお絵かき造形のワークショップも同時に開催!

また絵画や写真、オリジナルキャラクターなども展示されているそうです。

 

何だか楽しそうですね!

 

·壁がなければオープンアトリエ宝塚のコンセプトは?

壁がなければ!という言葉にある様に居場所作りが大きな目的だそうです。

例えば、家から出づらい、一人暮らしで人とあまり会う機会がない、子育てや介護などで心身ともにゆとりがない、一人でのんびりする時間がほしい、人と会うのが苦手だったり心にゆとりが無いなど、拠り所のない方たちの居場所作りが目的で、そのきっかけとしてアートを通して何かきっかけになれば···とのこと。

誰でも気軽に出入りして心の拠り所居場所として貰えれば?と開催されているそうです。

 

ちょっとした心の休憩処、日常からの避難場所?誰でもゆっくりと癒されて欲しい···そんな思いから「壁がなければ」となったのかも知れませんね!

 

 

今年は終了しましたが、来年も定期開催されます!

 

·2023年の「壁がなければオープンアトリエ宝塚」の開催日について!

2023年:

1月22日·2月26日·3月19日(各第3日曜日)

4月23日·5月28日·6月25日·7月23日·8月13日(各第2日曜日)

9月24日·10月29日(各第5日曜日)

11月19日·12月24日(各日曜日)

☆さき織りワークショップは3月まで、その後は新しい企画を考え中!

 

会場:

宝塚文化芸術センター

宝塚市武庫川町7番64号

阪急宝塚南口駅から徒歩7分

 

 

☆展示作品は、基本的に誰でも大丈夫なので展示してみたい、という方はぜひご連絡下さい、とのことです。

 

興味のある方、ワークショップへの参加や展示希望などについては下記までお問い合わせ下さい。

☎️090-4475-6504

 

自然にも人にも優しいベンガラ染めは、居場所拠り所をコンセプトにした「壁がなければオープンアトリエ宝塚」にピッタリ!じゃないかなぁ?と思います。

来られた皆さんで会話が弾んだりすることもあるそうですよ!

ワークショップやアートに興味のある方、居場所が欲しいなぁ?と思われる方、どなたでも、ちょっと優しい空間でひと休みしてみませんか?

 

今年も一年間

本当にありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します!