「TAKARAっ子の創造力は凄い?」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

ゲストコーナー、今回は

宝塚市立西山小学校校長、

中村義孝(なかむら よしたか)さんに、

「TAKARAっ子造形作品展」について色々お聞きしました。

 

元々美術の教師だった中村先生。何と学校のキャラクターを作ってしまいました。

その名も「ニシヤマン!」

ニシヤマンが胸の辺りに描かれたヨットパーカーでお越し頂きました。

タウンガイド1

 

後ろも素敵でしょ!

タウンガイド3

ニシヤマンのメンバーの色は子どもたちから募集したものなんだそうです。

中村先生がデザインして、皆の思いが詰まっている素敵なキャラクターですね!

 

中村先生が教師になられた平成2年にはもう既に開催されていたという、とても長く続いている「TAKARAっ子造形作品展」。

初めの頃は、各学校で巡回展示されていたそうですよ!

やがて東公民館や宝塚市立文化芸術センターで開催されるようになったとか?

 

·「TAKARAっ子造形作品展」とは?

宝塚市立幼稚園·小学校·中学校·特別支援学校の児童生徒たちが、図工や美術で学んだ作品が展示されます。

 

·特徴···!

学校の授業の中で作成した作品で、優秀な作品や発想の面白い作品、学校の特色が出ている作品など、スペースの関係から全ては出品出来ませんが、先生がピックアップした様々な作品が並び、順位をつけることは無いそうです。

 

日頃の子どもたちの成果を学校以外の沢山の人にも見てもらいたい!との思いから展示するもので、他の学校の生徒さんや保護者の方、地域の皆さんに観てもらえることは、子どもたちにとって励みになるのでは、との思いと、

更に、先生方も各学校の作品が見られることで、それぞれが「あっこんな作品や方法があるんだ!」など新しい発見もあるとか···!

 

作品展の目的は、市民や多くの皆さんに造形教育を知って貰いたい、その事で子どもたちや教師への励みになれば?とのこと。

 

·たからづか風···?

実は先生方にとっても、作品を皆さんで共有することで、同じ課題での作品でも指導者で違った内容になっていたりして、皆さんが真似をしたり刺激しあえる場にもなっているそうです。

そこから色んなアイディアが生まれ、たからづかの流行?たからづか風の作風?が出来上がっているとか···?

 

他の地域と比べてた訳ではないので、確かなことは分からないそうですが、共有することで、新しく宝塚風が生まれていたら、ちょっと嬉しいかも!

 

·どんな作品が···?

中学校は、彫刻など教師も驚く様な技術レベルの高い作品があったり、写真を元に塗り分ける明度分解の作品などはとてもカッコイイ!そうで他の方たちも真似したり、流行っているそうです。

まさに、たからづか風かな?

 

また、小学校は立体でお店やツリーハウス作りなどがあり、素材は各学校で様々だそうです。

見比べてみるのも楽しいかも知れませんね!

 

子どもたちの発想は大人では思いもよらないものも多く、自由に発想を膨らませて、その発想を展示するのがTAKARAっ子造形作品展なのかも知れませんね!と中村先生。

 

展示されるのは、宝塚市の幼稚園、小中学校、特別支援学校の子どもたちの作品ですが、現在は伊丹に移っている朝鮮初級学校からも作品を寄せて頂き、展示されるそうです。

宝塚市からは離れましたが今でも作品交流は続いているそうです。

 

大人たちの想像を越えた技術や発想力

教材も教科書に掲載されているものだけではなく、先生方も色々探したり工夫しているとのこと。

 

私たちの想像の範囲を越えた素敵な力作が沢山見られるかも知れません。

子どもたちの発想力も楽しみです。

 

作品の中にはとても緻密なものもあるそうです。コロナへの感染などと合わせて少し気をつけながら···、

良かったらぜひご覧下さい!

 

「TAKARAっ子造形作品展」

 

日時:

2023年1月19日(木)~24日(火)

9時~17時(最終日のみ14時まで)

 

会場:

宝塚市立東公民館

阪急宝塚線山本駅下車徒歩約5分

 

お問い合わせ:

宝塚市教育委員会 学校教育課

☎️0797-77-2028