11月18日 星屑トレジャー@くじら座について
⭐️2022年11月18日のテーマ⭐️
くじら座について
秋の夜空に大きく横たわるくじら座は、暗めの星が多いので、全体像を掴むのが難しいかもしれません。
左に頭を表す六角形が、右に向かって胴体が繋がっていきます。
くじら座はギリシャ神話に登場する化け鯨がモチーフになっているので、私たちが知っている鯨の姿では描かれません。
このブログでは可愛いほうがいいかな〜と思ったので、
現在の鯨に見立ててみました。どうでしょうか?
くじら座の中で一番有名な星は変光星であるミラです。
変光星とは、観察する時期によって明るさが変化する星のことを指します。
中でもミラは一番最初に発見された変光星として有名で、ミラと同じように明るさが変化する星のことを、ミラ型変光星、と呼ぶこともあります。
今ミラは暗い時期ですが、次に一番明るくなるのは2023年5月28日ごろ。今の暗さを覚えておいて、一番明るい時にも観察して比較すると面白いと思いますよ。
写真で比較するときは、同じ設定で撮影して比較しましょうね。
⭐️くじら座の神話⭐️
カシオペアから大切な娘たちを侮辱されたポセイドンは、化け鯨にカシオペアとケフェウスが治めている土地を攻撃するよう命じました。命令を受けた化け鯨は何度も津波を引き起こし、街に住む人々の暮らしを破壊していきます。
そんな化け鯨の攻撃を鎮めるために捧げられたのがアンドロメダ姫です。
最終的に化け鯨は、メデューサ討伐からの帰りに近くを通りがかったペルセウスに倒されてしまいます。
そんな恐ろしい化け鯨を星座にしたのが、くじら座というわけです。
来週11月25日はおひつじ座についてお話しする予定です。次回もお楽しみに〜💫