11月25日 星屑トレジャー@おひつじ座について
⭐️2022年11月25日のテーマ⭐️
おひつじ座について
おひつじ座は学名ではAries(アリエス)といいます。
ラテン語の羊という意味から名付けられています。
黄道十二星座のうちの1つで、黄道十二星座の1番最初の星座にあたります。
なぜ1番最初の星座がおひつじ座なのか、疑問に思う方も多いと思います。
理由は、おひつじ座のある位置に昔春分点があったからです。
春分点を起点に、黄道(太陽の通り道)を12等分しようと初めに決めたので、春分点のあるおひつじ座が一番先頭で、次におうし座、ふたご座……と続いていきます。
ただし、現在春分点は地球の歳差運動の影響でうお座に移動しているので、ご注意を!
おひつじ座の星座線で繋ぐ星は少なく、大体4つほどです。中でも明るいのは2等星のハマル。これ単体で見つけるのは難しいので、おひつじ座を見つけてからおひつじ座を見つけることをお勧めします。
⭐️おひつじ座の神話⭐️
あるところに、継母に虐められていた可哀想な兄妹がいました。名前をフリクソスとネフェレといいます。
彼らの生みの親である はその状況が耐えられず、2人を頭からもらった金の羊の背に乗せて家から逃すことにしました。
いじめられることのなくなった2人は空の旅を羊と共にしばらく楽しんでいましたが、思わず身を乗り出してしまったネフェレは海へと落っこちてしまいました。悲しみ嘆くフリクソスを慰めながら、金の羊は安全な場所を目指します。
そうしてやっと歓迎される国に辿り着いたフリクソスは、自分を助けてくれた羊のことを羊が亡くなるまで大切にしました。そしてその羊は空に上がり、星座として輝くことになりました。
来週12月2日は冬の星座のお話をする予定です。
次回もお楽しみに〜💫