「紙芝居の魅力がいっぱい!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
ゲストコーナー、今回は、
「紙芝居サークルちょうちょ」より
東明美(ひがし あけみ)さんと
三條場康子(さんじょうば やすこ)さん
にお越し頂き、「紙芝居サークルちょうちょ」について、そして新しい活動についてお話しをお聞きしました。
東さん(左側) 三條場さん(中央)
三條場さんは、周りがパッと明るくなる様な、東さんは周りを優しく包み込む様な、それぞれ素敵なオーラを感じるお二人に「楽しいですよ!」と即答された「紙芝居サークルちょうちょ」さんについてお聞きしました。
·昭和57年に設立された「紙芝居サークルちょうちょ」は、この春からは42年目に突入!
紙芝居の制作に学校や高齢者施設、様々なイベントなどで講演活動をおこなっています。
暫く新型コロナウイルスの影響で高齢者施設などでの活動を控えていましたが、ようやく再開出来る様になって、とても忙しくなってきたそうです。
「紙芝居サークルちょうちょ」さんは動画配信等も積極的に行っていて、紙芝居の普及に大きな力となっているんだなぁ?と思いました。
部員は現在14名だそうで、結成時からのメンバーさんもいらっしゃるとのこと。
·きっかけは?
「紙芝居サークルちょうちょ」結成のきっかけは、「中央図書館の紙芝居を活用して欲しい」との依頼を受けサークルを設立されたそうですが、お二人のきっかけは···?
三條場さんは先輩から勧められて軽い気持ちで見学、そのまま入会してから7年だそうです。
東さんはボランティアに興味を持ち色んな所を見学しようと思ったけれどコロナの影響であまり活動しているグループが無かったなか、活動していたちょうちょさんに興味を持ち見学されたそうで、コロナ等で精神的にしんどい時期に、たまたま紙芝居を見て霧が晴れる様に気持ちが楽になった事が紙芝居を選んだ理由だそうで、それはテレビやネット、映画など他の映像などの媒体では感じられなくて、まさに紙芝居ならでは、の魅力を実感されたそうです!
人と人を繋ぐ紙芝居のパワーは凄いかも知れないですね?
·バラエティーに富んだ紙芝居
今年3月11日に開催されたイベントでは、観客を巻き込んだ参加型紙芝居や、宝塚の民話、落語紙芝居、防災紙芝居とバラエティーに富んだ紙芝居を、午後午後合わせて約100人の観客に披露されたとのことです。
色々な種類の紙芝居がある様ですが、
·その紙芝居の選び方とは···?
色々な場所で披露される紙芝居は、大体2~3人のグループで行かれるので、お互いすり合わせをしながら、各自が披露先に合わせた紙芝居を自分で選ぶそうです。
メンバーの中にはオリジナル紙芝居を自作する方もいらっしゃるとのことです。
凄いですね~!
·心がけていること···!
紙芝居を披露するにあたって心がけていることもお聞きしました。
◊東さんは、ただ一方的に読むだけでなく、観客の皆さんの様子や反応を見ながら読み方を変えたり、言葉を足したり楽しんで頂けるように色々と工夫するそうです。
◊三條場さんは、紙芝居はお話しを披露するところから始まるのでは無く、「皆さんこんにちはー!」最初の挨拶から始まっているとのこと。
先輩から教えられたのは、「紙芝居は読むのではなく演じる、読み手ではなく絵が主人公」との言葉でとても心に残っているそうです。
どうしたら観客が楽しんで貰えるか?常に考え工夫しながら臨んでいるんですね?
そして、読むのではなく演じる···、深い言葉ですね!
あっ、だから紙芝居なんですね?
紙芝居はけっこう奥が深いかも···?
·紙芝居の大きなイベントが···!
2025年、宝塚市で全国の紙芝居仲間が集まって、2日間に渡り「全国紙芝居まつり」が開催されるそうです。
詳しいことはまだこれからだそうですが、宝塚で大イベントが開催されるということで、これは楽しみですね!
·新しく活躍の場を広げて!
今年4月より宝塚市立文化芸術センターで新しく定期的な活動が始まりました。
2025年のイベントに向けて多くの方に紙芝居を知って貰いたい、興味を持って貰いたいと中央公民館の館長に相談したところ、宝塚市立文化芸術センターでの定期的な活動に繋がったそうです。
紙芝居を約45分、簡単な工作アートづくりを15分ほど予定しているとのこと。
申し込みも不要で、出入りも自由なので、どうぞお気軽にお越しください!とのことです。
会場:
「宝塚市立文化芸術センター」
ライブラリー内キッズコーナー
日時:
毎月第2日曜日 13:30~14:30
内容:
紙芝居と簡単な工作など
·興味のある方は···?
「紙芝居サークルちょうちょ」の定例会は、毎月第2第4火曜日の午前中に活動しているそうです。随時見学もOKなのでぜひ!
また、詳しい活動内容やお問い合わせについては、
YouTube Facebook Instagramの「紙芝居サークルちょうちょ」で検索してください、とのこと。
また宝塚市立中央図書館に連絡頂いても大丈夫だそうです。
新しい活動や大きなイベントを控えてとても忙しいと思うのですが、お話しを伺っていると、お二人とも本当に楽しそうで、きっと充実されているんだなぁ?と感じました。
何かを始めたい!と思っている方、紙芝居に興味のある人、紙芝居の魅力を感じてみませんか?
宝塚市立文化芸術センター等でのイベントや皆さんの活動の見学、動画配信なども良かったらチェックしてみて下さい!