【胎児の法律的地位】お腹の中から権利請求!?

福間先生は、私にとっての最終回にとても興味深いテーマを持ってきて下さいました!

「胎児の法律的地位」です!

民法には、人は生まれながらにして権利を有するという意味合いの「私権の享有は出生に始まる」という法律が定められています。

当たり前のようで、とても大事なことなんですね。

この言葉通りだと、裏を返せば、胎児の間は権利がないのか?という疑問が出てきますが、法律はもちろんそこもちゃんとフォローしている訳で、胎児にもちゃんと権利があるのです。

薬害などの被害を受けた場合や、父になるはずの人がなくなった場合の相続を受ける権利、父からの認知を受ける権利など。

これらは、流産などではなく、生きて生まれることを条件に、胎児中の権利を請求できるのです。

お腹の中から権利を請求できるはずもなく、産まれてすぐにあかちゃんが権利を主張することもできないので、母や父など保護者が代理人となるのは言うまでもないですね!

私のお腹の中では、胎児がポコポコと動き、何か権利を主張しているみたいなんですが・・・、

なんて言ってるんだろう?

 

1年3ヶ月担当させて頂き、とても勉強になりました!ありがとうございました!

次回からは、坂本ゆうこさんが帰ってきます!よろしくお願いします~!

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