「ホタルが見られる綺麗なまちに!!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
今回のゲストコーナーは、
宝塚エコネット代表 梶原暢元(かじわらのぶもと)さん
同じく宝塚エコネットの目黒清三(めぐろせいぞう)さんに
お越し頂き、「宝塚エコネット」の活動やホタル観賞会などの
イベントについてお話しをお聞きしました。
目黒さん(左側) 梶原さん(中央)
代表の梶原さんは、普段からジョギングをしていて、逆瀬川界隈なども走りながらホタルの育成場所など宝塚エコネットの活動場所を見ながら走ったりしていたので、「どうせ体力を使うならみんなの役に立つことに使おう!」と宝塚エコネットに入ったそうです。
目黒さんは宝塚エコネットに入られて約2年とのことで、定年退職を機に参加されるようになったそうです。今日もアウトドアにぴったりの服装で、良く似合っていました。
「宝塚エコネット」さんは、先日行われた宝塚市政70周年の式典でまちづくり功労賞を受賞されました。
その他にも様々な賞を受賞されています。認めて貰えることはとても励みになると仰っていました。
自然は無くなると戻すことは難しいと思います。街の美化や自然を守ることは本当に大切な事だし、継続していくことは大変な事でもあるるのではないかなぁ?と思いました。
·宝塚エコネットについて!
宝塚エコネットは2002年に設立。
高度成長期が終わりエコなどの意識が高まって来た頃、宝塚エコ講座が行われ、その講座に参加した有志たちで結成されたそうです。
現在メンバーは26人
宝塚エコ講座に親子で参加して家族で入会することも多いので、年齢層は幅広いとのこと。
活動もアウトドアなので若い人や幅広い年齢層にもぴったりかも知れませんね?
宝塚エコネットさんの主な活動内容をお聞きしました。
・「宝塚エコネット」の主な活動は、
◊「宝塚自然の家」の敷地内にある松尾湿原の保全活動、動植物の生育の観察。
松尾湿原は湿原の中では小規模なので誰でも気軽に近くで写真が撮れる所ですが、小さいので油断をすると無くなってしまうかも知れない、とのことで枯れた草で湿原が埋らない様に掃除をしたり、サギソウやハッチョウトンボなど固有の動植物の成長も見守り保全活動をしているそうです。
松尾湿原の動植物の観察(何処にどのくらい咲いているか?増えているのか減っているのか?生息場所を徐々に移している物もあるそうでどの辺りが繁殖しやすいのか?など)長期にわたって継続的に観察しているそうです。
私たちが見に行く時に気をつけることは、松尾湿原に生息する動植物は見たり写真を撮ったりするだけで、持って帰らないことだそうです。
せっかく素晴らしい自然の湿原なのてゴミを置いて帰ることもダメだと思うので、「持って帰らない!置いて帰らない!」って事ですね!
◊美化活動
美化活動と言うより、お世話になっている所を綺麗に!と言う事だそうです。
松尾湿原を始め、逆瀬川にあるホタルの里ピカピカランドの周辺、そして会議室を使用して会議などを行っているプラザコムの周り近所などを清掃しているとのこと。
お世話になっている活動場所や活動拠点を綺麗にしよう!ってとても素敵な発想だと思いました。
多くの人がお世話になっている所や近所をちょっと綺麗に!っていう意識を持つ事で、凄く大げさな事じゃなくて自然に街が綺麗になって行きそうですね!
◊ホタルの育成と鑑賞会の開催
逆瀬川駅から1キロほど上流にある「内畑緑地公園」の中にホタル専用のゲージ「ピカピカランド」があり、ホタルの産卵、観察を始め地域の小学校と連携して幼虫の放流会なども開催。
そのホタルの鑑賞会が今年も来月1日に開催されます。
今回は宝塚市政70周年記念行事にもなっているので、いつもは秋に小学生の皆さん向けに開催している紙芝居を小学生に限定せず見て貰ったり、秋に放流している幼虫を見ることも出来るそうです。
ホタルの幼虫を秋に放流すると春先にサナギになりその後成虫になるのですが中には幼虫が小さいともう一年を過ごす子もいるそうです。
今回は、その幼虫が見られとのことです。
ホタルは綺麗な川などにしか生息していません。
見られる期間も限られていますし、その生体なども知ることが出来て、幼虫まで見せて貰えるなんてなかなか無いことだと思います。
ぜひ皆さんでお誘い合わせてご覧ください!
とっても幻想的で素敵だと思います!
紙芝居や幼虫の観察などは、敷地の広さもあり、定員が50名で申し込み制となっています。
その後のホタルの観察は、誰でも自由に見に来て頂けます。
市政70周年記念事業イベント
「ホタルの紙芝居 ホタルの鑑賞会」
日時:
6月1日(土)
受け付け開始:17:30~
1部:18:00~ 2部:19:30~
会場:
ホタルの里ピカピカランド
(阪急逆瀬川駅約1,1km)
(西山橋から約100m)
(内畑緑地公園内)
《内容》
第1部:18:00~
①手づくり紙芝居 その1
②ホタルの説明
(幼虫 カワニナの観察等)
③ホタルクイズ
④質問タイム
⑤手づくり紙芝居 その2
☆要申し込み
第2部:19:30~
ホタル鑑賞 (鑑賞後自由解散)
☆第2部は申し込み不要 自由にご参加下さい。
《第1部のお申し込みについて》
定員50名 先着順
申し込み先:
宝塚ボランタリープラザzukavo
☎️0797·86-5001
☆5月10日(金)より受け付け開始
詳しくは:
公共施設などのパンフレットや宝塚エコネットのホームページをご覧下さい
・その他のイベント
松尾湿原にて、7月に1円玉くらいの小さなトンボハッチョウトンボの観察、8月には、サギソウの観察会なども開催されるそうです。
詳しくは、西谷里山ラボまたは、宝塚エコネットのホームページに順次掲載されるそうなので、ちょこちょこチェックしてみてください。
·宝塚エコネットではいつでも入会を受け付けているそうです。
興味のある方はぜひ「宝塚エコネット」のホームページをご覧ください。
自然は失うと元の姿に戻すのはとても大変なのではないかなぁ?とお聞きしたところ、自然に限らないけれど無くなると忘れられてしまう、なので守って行かなくてはいけない!と仰った言葉がとても印象に残りました。
確かに此処前は何だったけ?っ思うことは多いです。
自然もいつの間にか無くなって、それさえ忘れてしまうなんて事を考えるとちょっと怖くなりました。
実は以外と逆瀬川にホタルが生息していることを知らない市民も多いそうで、ホタルの鑑賞会を行う事でホタルが居る場所を知って貰えるのではないか?
ホタルの生息場所を知ることでその場所を大事にして綺麗に保たれるのでは無いだろうか?
そうすることで、綺麗な場所が増えてホタルも増える、自然と街も綺麗になって行くのでは?
そんな理想のためにもぜひ皆さんで誘い合わせてホタルの鑑賞会にお越しください、とのとです。
ホタルが沢山生息している、自然がいっぱいで川が綺麗で、もっともっと住みやすい宝塚市になって行けば良いなぁ?と思いました。
宝塚エコネットの皆さんの活動は、宝塚の自然を守り綺麗にしていく。
私たち市民にとってもとても大切な活動ではないでしょうか?
お話しを聞いていて感謝の気持ちでいっぱいになりました!