元宝塚歌劇団 星組 梅園 紗千さん【2023年】

 

宮村裕美です

 

宝塚歌劇の夢と情報をお届けする『レビュー・ステイション』

 

2023年1月21日(土)は、スペシャルゲストデイをお届けしました!

 

お迎えしたのは、

元宝塚歌劇団 星組 梅園 紗千さん

 

梅園紗千②

 

1999年、『ノバ・ボサ・ノバ』で初舞台を踏まれた85期生。

2010年、星組公演『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』・『BOLERO』-ある愛- で退団されました。

 

 

東京のラジオ局(東久留米)でラジオパーソナリティーを務めていらっしゃる梅園さん。

毎週月曜日の13時から「梅園紗千の最近ど~よ?」という番組で、梅園さんご自身の1週間についてお話しされています

 

東久留米は、手塚治虫さんが晩年過ごされた場所だそうでご縁を感じていらっしゃるとのこと。

そして、お話しすることが好きな梅園さんは、いつもラジオの番組内で掛ける曲を3曲用意しているものの、いつも2曲しか掛けることがなく終わるものの、それでも話したりない~と思うほど、毎週たくさんお話しされているそうです。

 

番組中も元気いっぱいに楽しいお話しを聞かせてくださった梅園さん。

道などで立っていると、おじいちゃん・おばあちゃんから道端で話しかけられたり、身の上相談をされたりと、知らない方にもよく話しかけられるそうで、話しかけやすいと思われることが非常に多いそうです。

確かに、番組内での短い時間の中でも、昔からの知り合いかのようなとても親しい距離感でお話しして下さった梅園さんとの時間は、こちらがついついリラックスしてしまう、楽しいものでした。

 

梅園さんが宝塚に入ろうと思ったきっかけは、叔母様が宝塚ファンで劇場へ連れて行ってもらったことだそう。

 

初めて宝塚の舞台を観劇された際に、「私はここに立てる」という直感があったそうですが、なかなかそこから上手くはいかず、人生の中で頑張る時期を全て宝塚に使われたほど、たくさんの壁を乗り越えて宝塚音楽学校に入られました。

 

狂言のお家で生まれ育った梅園さんは、能楽堂や神社の内部に入り、お祓いなども年に3回は受けているとのこと。

ただ、狂言の世界は直系の長男のみしか継ぐことができないため、梅園さんは女性しか入ることのできない宝塚歌劇団に入られたそうです。

 

しかし、弟さんが3歳、そして梅園さんが6歳の頃に共に狂言を始められ、お姉さんと3人で狂言を習っていました。

神社と仏閣だけは、女性でも狂言を行なってよいとお父様より許可を得たそうで、そこから現在に至るまでずっと狂言を続けられていらっしゃいます。

 

宝塚時代は授業で狂言があり、お父様が先生として授業をしに来られたこともありました。

 

『さくら』に出演された時は、お父様が狂言指導として参加されており、プログラムに親子で名前が載るという貴重な経験をされています。

 

その時、狂言口調で言うセリフがありました。

何人かセリフを言う中で、最後に梅園さんが言う立場となったそうなのですが、あまりにも上手すぎるため、お父様からは「他のみんなと同じように、もう少し抑えられないのか?」と、珍しいアドバイスをもらったそうです。

 

また、梅園さんは在団中に日本物の作品に出演する機会も多く、化粧替えも多かったそうで、なんと10分で化粧替えができるとのこと。

 

『ベルサイユのばら』に2度も出演された梅園さん。

小公女など可愛らしい役ができたらな~と思っていたそうですが、下級生にして新人公演で発表された役は、なんと貴婦人役。

「私は少女がやりたかったのに~」と当時は思われていたそうですが、研究科2年目や3年目から新人公演で回ってくる役は位が高く、大人っぽい役ばかりだったとのこと。

 

その理由の一つには、英真なおきさんが率いる余興集団「エマエージェンシー」に所属されていたから、「少女ではなく婦人だ!となったのかな?」と、当時を振り返られました。

 

現在の梅園さんは、狂言を皆さんにも身近に感じてもらうための活動を行っていらっしゃいます。

この日スタジオで狂言の笑いを披露してくださったのですが、マイクを通さずとも伝わってくる大きく真っ直ぐな声が本当に魅力的で、私も実際に能楽堂などで狂言を見てみたいと思いました。

 

披露してくださった狂言の大笑いは、大きい声で下から上にハァ~と続いて、ハッハッハッハと2段階になっているもので、大きな声を出しながら表情は笑顔をキープした状態でこの言葉を発すると、脳が勝手に「今、楽しいんだ!」と錯覚し、健康になるそうです。

大笑いを披露してくださった梅園さんのほっぺが艶やかに光っており、まさにその様子は健康の証でしたので、是非皆さんも元気になりたい時には、大笑いをしてみてはいかがでしょうか?

 

梅園さんが笑顔で元気いっぱいお話しくださったお話がどれも楽しいものばかりで、話している私たちも元気をたくさんもらい、道端で立っていても自然と話しかけられてしまうという意味が、生放送の1時間を通してよく理解できました。

自然と引き寄せられてしまう、そんな明るさにとても癒されました

 

梅園紗千さん ホームページ

 

梅園紗千①

 

YouTubeライブのアーカイブはこちらです!

2023年1月21日『 レビュー・ステイション』(梅園紗千さん)

 

梅園紗千さん、ご出演くださいまして本当にありがとうございます!

 

梅園紗千④

 

なお、梅園紗千ささんがご出演くださるにあたり、

株式会社 いづみや本舗様より

「ベルサイユのばら炭酸せんべい」をご提供いただきました。

ありがとうございます。

 

✨株式会社いづみや本舗✨