GPS、監督者、新しい保釈の制度。9/6山本先生
宝塚くらしの法律相談所
パーソナリティの坂本ゆうこです。
9月6日
今日はひといき法律事務所から山本浩貴(ひろき)先生でした。
あ、マジメです。
あ、笑っちゃいました(笑)
9月に入りましたが、暑い日が続きますね。
先生は今年は海に行ったのが思い出とのこと。
わが子は、とある映画を見てから、海には恐ろしい生き物がいると思ってしまい
海になかなか入りたがらないのです…
というのはどう克服するか…
法律に全然関わらない、相談をしてしまいました。
answer!!!!→怖さを超えるくらいの楽しさを感じることをする!!
足元が見えないのが怖ければ、水のきれいなところへ!!
怖さを克服するくらいの楽しいアクティビティを用意する!!などなど
考えてくださいました✨
いつでも、真剣に向き合ってくださる先生です。
さて、法律に関わるテーマは『保釈』です。
今回は私がニュースで見て気になったことからです。
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保釈に監督者制度を初適用か 大阪、2歳娘暴行死の被告
傷害致死などの罪に問われ、一審で懲役12年の判決を言い渡され控訴していた被告について
改正刑事訴訟法で新設され今年5月に始まった保釈時に「監督者」を選任する制度を用いた。
全国で初適用。
保釈請求の条件として
外出時にGPS端末を身につける
監督者制度の適用を提案
高裁は被告の母親を選任
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先生曰く、GPSも監督者制度もとても新しい制度である。
今回の件は、このままいくと10数年懲役刑をくらう事件のため
逃亡する可能性が高い。
そこで、保釈金を払うだけでなく、監督者をつけたり、GPSをつけるという条件
までつけて、初めて保釈が認められたという考察です。
さらに、監督者も保証金を払う制度のため、監督者の選定も慎重になる。
今後、保釈が認められないような方が、この制度を利用し、保釈が認められる可能性が高まったともいえます。
まだ、判決が出ていない状態のため、拘留されるということも難しい判断であり
保釈の自由と逃亡の危険性をうまく相容れるような制度のようです。
今後、日本の安全を守りつつ、人間の人権をまもるような使い方がされることを
願いたいです。
山本先生に相談したい方はこちら
阪急売布神社影木西側改札からすぐ
ピピア売布1のほぼ向かい、谷内ビルの3階です。
電話番号 0797-76-5565
平日 午前10::00~ 午後6:00
この番組の再放送は9月8日 午後4:45~ です。
ぜひ聞いてくださいね。
坂本ゆうこでした。