「世界食料デー宝塚大会」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
ゲストコーナー今回は、
宝塚フェローシップ教会の東研二(ひがしけんじ)さん
ハンガーゼロ管理事業部ディレクター 藤谷誠(ふじたにまこと)さん
にお越し頂き、「世界食料デー宝塚大会」や世界の食料事情について
お話しをお聞きしました。
藤谷さん(左側) 東先生(中央)
・東先生?
昨年も出演頂いた栄光教会の岩間先生同様、東さんも宝塚フェローシップ教会の牧師をされていて、皆さんから「先生」と呼ばれているそうで、慣れてる呼び方と言うことで、東先生とお呼びすることにしました。
宝塚フェローシップ教会は、阪急宝塚線売布神社駅すぐのピピア売布の6階にあります。
午前10時30分からの礼拝の他に、皆さんからのご相談を受けたり、何とYouTubeで発信もしているそうです。
先生のお名前で検索しても見ることが出来ますので、良かったらチェックしてみて下さい!
尚、ご相談に関する連絡先やお問い合わせ先などについては、ホームベージをご確認ください。
YouTubeだと教会に来られない方や、信者さん以外の方にも見て貰える可能性があるので良い方法かも知れませんね?
・ハンガーゼロとは?
ハンガーゼロは世界中の飢餓や貧困に苦しんでいる方々を支援している機関でほとんどの資金は皆さんからの寄付で成り立っているそうです。
戦争や異常気象など様々な原因で貧困を余儀なくされている人々を支援されているのですが、ハンガーゼロの最終目的は自立して貰うこと、だそうです。
自立とは?···皆さんに金銭的支援をすることは、ある意味簡単かも知れないけれど、大事なことは例えばその土地に合った農業など、皆さん自身が持てるもので自分たちの力で生活していける様に支援することだそうです。
そして、子どもたちは学ぶことが大切。学校で学ぶことで、やがて大人になった時学んだ事を生かして自立が出来ると思われるからだそうです。
確かに金銭的支援はずっと続けていくことが出来るかどうかわからない部分もあるかも知れないし、自立出来れば生活の安定も望めるかも知れない、何より自分たちでやっていける!そんな自信が持てることはとても大切ではないかなぁ?と思います。
そして、次の世代にも繋がって行くことが出来ると思うんですね?
その他にも災害支援なども行っていて、能登半島地震の際にも藤谷さんご自身も3度現地に行かれたそうで、先日の豪雨災害でもすでにスタッフの方が行かれているそうです。
本当に頭が下がります。
·世界の食料事情!
世界的にどんどん食料不足になっていくのではないか?と危惧されていたりしますが、世界の食料事情を見ると穀物だけでも世界中の人が生きていくのに必要な量の倍近くが生産されているそうです。にも関わらず、世界の飢餓は増え続けているとのこと。
それは、世界の人口の18%が工業先進国に暮らし、世界の穀物の39%を消費、つまり5分の1の先進国の人が世界中の穀物の5分の2を消費、世界人口の5分の4が発展途上と言われる国に住み世界の5分の3の穀物で暮らしていることになっているからだそうです。
バランスであって、不足している訳ではないんですね?
・先進国と言われている日本に住んでいる私たち一人ひとりが出来る事は何でしょうか?
貴重な食べ物を無駄にしないことが大切。
例えば、必要以上に買いだめをしない、なるべく腐らせたり食べずに廃棄しないなど。
出来る限り地産地消を心がける、なども大切だそうです。
また、ロシアのウクライナ侵攻で穀物が値上がりしアフリカなどにも影響が出ているそうです。
出来る範囲で知ることも大事かも知れません。
少しずつでも気をつけていくこと、そして、世界の情勢にも目を向けていくことも大切ですね!
·世界食料デーとは?
世界の食料問題を考える日として国連が制定した日です。1979年の第20回FAO(国連食糧農業機関)総会の議決に基づき1981年から毎年10月16日が「世界食料デー」とされました。
世界の一人一人が協力しあい、もっとも重要な基本的人権である「すべての人に食料を」を現実のものにし、世界に広がる栄養不足、飢餓、極度の貧困を解決していくことを目標にしているとのことです。
「世界食料デー」にあたって食料に関する世界の現状·情勢などを知ることが出来る大会が日本各地で行われています。
兵庫県で開催されているのは芦屋市と宝塚市2ヶ所のみで、宝塚市での開催は実はとても貴重とのことです。
宝塚市で来月開催される「世界食料デー宝塚大会」についてお聞きしました。
・「世界食料デー宝塚大会」について!
テーマは「私から始める、愛のChain Reaction」愛の連鎖だそうです。
基調講演は、西日本豪雨災害緊急支援やウクライナ難民支援として現地に派遣、支援活動を行われ、現在はハンガーゼロ広報担当をされている安達燎平さん。
また、ハンガーゼロの現地法人·「ハンズ·オブ·ラブ·コンゴ」代表ジェローム·カセバさんによる現地報告もあります。
実際に現地で活動されているカセバさんから現地の生の声として、コンゴやアフリカの状況などのお話しを聞くことが出来ます。とても貴重な機会が宝塚で実現するって実は凄いことだそうです。
ちなみに、カセバさんは日本語がペラペラなのでぜひ直接お話しもして欲しいとのことです。
日本語ペラペラだとハードルはぐっと下がりますので、現地での活動や今の状況など色々聞けるかも知れませんね?
そして、ソプラノ歌手の大森花さんの素敵なミニコンサートもあります。
大森さんはアメリカで長く活躍されていて現在は日本に戻って来られているそうです。
ミニコンサートもぜひお楽しみ下さい!
「世界食料デー宝塚大会」は 宝塚で開催されるとても貴重な大会です。
会場は阪急逆瀬川駅近くの宝塚栄光教会です。
入場は無料ですが当日寄付等は受け付けています。
「世界食料デー宝塚大会」
日時:
10月19日(土) 14:00~15:30
会場:
宝塚栄光教会
(宝塚市中洲1-15-9)
《基調講演》
安達燎平
(ハンガーゼロ·日本国際飢餓対策機構·広報担当)
《現地報告》
ジェローム·カセバ
(ハンガーゼロ·日本国際飢餓対策機構ハンズ·オブ·ラブ·コンゴ代表)
《ミニコンサート》
大森花
(ソプラノ歌手)
入場無料
お問い合わせ:
宝塚栄光教会
☎️0797-73-6076 fax:0797-73-6075
-まずは関心を持つこと、知ること?
世界の食料事情など世界の現状を知って貰うための方法として書籍などもあるそうです。
直接販売は出来ないので、関連会社キングダムビジネスが販売しているそうです。
中でも『世界と地球の困った現実』は漫画形式で、大人だけでなく子どもでも分かる内容とのこと。
また情報はインターネットでも知ることが出来ます。
ハンガーゼロで検索、ホームベージをご覧頂いたり、WFP(国連世界食糧計画)からも調べることが出来るとのことです。
その他にも、「世界食料デー宝塚大会」当日会場では、ハンガーゼロニュース(月刊誌)やマンガ形式の冊子を無料で配布、写真付きのパネル展示もあります。
世界の状況を知って、直接お話しも出来ます。
とても貴重な機会かも知れません。
良かったらぜひご参加ください!