「近畿測量専門学校・日本写真映像専門学校」冨浩一郎校長をお迎えして

2月9日(SUN)午後5時30分からの「サンデー・トワイライト」は、学校法人創真総合技術学園が運営する「近畿測量専門学校」と「日本写真映像専門学校」の学校長である冨浩一郎さんをゲストにお迎えして、「測量」と「写真・映像」の技術を学ぶことの重要さ、楽しさをお聞きします。

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測量の必要性は、私たちがこの地球に生きていて、地震や洪水などによる地形の変化を知る点にあります。地形を調査し、安全な暮らしができるのかどうかを科学的に計測するのが「測量」です。鉄道や道路など都市インフラ、スポーツイベントの開催にも「測量」が必要です。測量といえば、江戸時代の伊能忠敬を思い起こすことでしょう。長い年月をかけて日本全国を測量して「地図」を作成した伊能。また、映画『劔岳 点の記』に描かれる「測量」の困難さが歴史にあります。冨先生は、そうした過去の技術が今はどんどん発展してドローンやレーザーなどの技術で素早く、確実に、正確に測量が可能になっていることを教えてくれます。「近畿測量専門学校」で学ぶことで、卒業と同時に「測量士補」となることができます。その後、2年間の実務を経験することで国家試験である「測量士」の資格を取得することができるそうです。

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「日本写真映像専門学校」は1956年創立で、来年で70周年を迎えるとか。多くの卒業生を送り出していて、デヴィッド・ボウイなどロックミュージシャンの写真などで有名な鋤田正義氏や、二宮和也主演の映画『浅田家!』(2020)の原案者である浅田政志氏、劇団四季や宝塚歌劇団などの製作スタッフなど、優れた人材を輩出しています。また、フォトファイン学科には1年制の夜間コースが設けられていて、社会で働いている人たちが仕事終わりで写真や動画撮影の技術を学びに来ているそうです。技術のスキルアップが目的です。

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高校を卒業して社会で活躍したい人や、すでに社会で働いているけど写真や映像への夢を膨らませたいという方にとって2つの専門学校は興味深い存在ではないかと思います。ぜひ番組を聴いて、ネットで検索してみてはいかがでしょう。