お米の話をしよう
昨今は「コメの価格高騰」から、実に様々な話が展開しております。
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まず、舌禍問題で前の農林水産大臣が更迭され、小泉進次郎氏が大臣になり、
スピードと行動力をモットーとする(直接お聞きしたワケではありませんが)新大臣は、
備蓄放出米の価格を2000円にすると発言し、それなら嬉しいけど本当に実現できるの?という声も。
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放送日は6月8日(Sun )午後5時30分からですが、番組は5月24日に収録しましたので、
放送日の6月8日の時点でどうなっているのかわからないのですが、
店頭価格5キロ2000円の備蓄放出米があれば嬉しいことですね。
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5キロの米は33合の量、お茶碗でいえば80杯程度になります。
1日3合炊けば11日、5キロなら6日と少しでなくなります。
育ち盛りの子どもや、大食いの中高年層がいる家なら、
1週間で5キロのコメを消費してしまうことでしょう。
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番組では、農協の存在についての話から、コメ農家の現状、減反政策の問題点、
農協と農家の関係、農水省と農協の関係などを話します。
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音楽は、高橋悠治さんが率いていた「水牛楽団」の歌で、
「雨をまつ稲~カーウ・コーイ・フォン」をお届けします。
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後半は、これからの農家のあり方として大規模農業の展開、儲かる農業について話します。
農村部は圧倒的な高齢化により耕作放棄地が増えていますが、
後継者となる若い人たちはなぜ農業をやらないのか?
時給10円ともいわれる農業に魅力がないのは何故なのか、
機械化には大きな資金が必要だ、といった諸問題がありますが、
これまで第一次産業を大切にしてこなかったツケが今回ってきているのではないか…
といった話をします。