”テンゴ”ヴォーカリストの栄華さんを迎えて

先週に引き続き、

偏愛パチンコポップバンド“テンゴ”のヴォーカリストで、
作詞作曲も手掛ける栄華さんをゲストにお届けする、
エフエム宝塚「サンデー・トワイライト」、
7月13日の日曜日午後5時30分からの放送です。

令和7年7月7日の朝7時7分7秒にリリースされた、
テンゴ4枚目のNEWアルバム『なななななな』から3曲お届けします。

♪①~看板鑑賞時の留意点
♪②~テイカシ
♪③たんぽぽ色の靴をはいて

曲のタイトルを見ても「?」と思う点があろうかと思います。
「看板って何の看板?」
「テイカシって何語なん?」
これらの謎の言葉が番組内で解明されます。
栄華さんはパチンコ文化史の研究家であり、
パチンコ屋の建築、看板、内装、トイレなどにも造詣が深いのです。
おそらく日本唯一、世界でただ一つのパチンコ専門バンド。
「え~ッ!パチンコっていろいろ問題あるんじゃないの?!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
あらゆるものには問題点があるもの。
わが国に育って来たパチンコは文化の一つであります。
偏愛パチンコポップバンド“テンゴ”は、
パチンコは楽しいよ~あのパチンコ屋に行こう~
この店もよく出るよ~この台が面白いよ~
と広報宣伝しているワケではなく、
パチンコ文化の多様性を歌っているのです。
なので、“テンゴ”はパチンコ屋や機械メーカーと縁がなく、
というより意識してパートナーにならない活動をしています。
特定の企業・組織・団体・店と無関係であること、
アドヴァンタイジングに与しないのが“テンゴ”なのです。

そこで改めてオリジナルの歌を聴くと、
パチンコという文化を底板にした様々な現象をとらえ、
時には楽しく、時には感傷的に、時には哀愁を帯びて、
ポップな歌にしています。
なぜパチンコ?という疑問が浮かんでくる人もいるでしょう。
「パチンコじゃなくて競馬でも競輪でもいいじゃん」
と思う人もいるかもしれません。
だけどそこが、“テンゴ”の特異なところで、
やはりあくまで通奏低音はパチンコなのです。
それは、ゲストのヴォーカリスト栄華に負うところが多々で、
彼女のこれまでの人生の経験と記憶に由来しています。
そうした話も歌の合間にしていますので、
ぜひお聴きくださいませ。