春の花をテーマにして
3月14日(土)エフエム世田谷・午後7時~、
エフエム宝塚・午後8時からの
「貴志まさみの、バラのくちづけ」
よろしくお願いします。
3月も半ば、朝夕は冷えることもありますが、お昼間の街はすっかり春の装いですね。3月5日頃が「啓蟄(けいちつ)」でしたね。啓蟄とは、冬の間、土の中で冬ごもりしていた虫たちが、大地がだんだんと暖まることで春の訪れを感じ、地中から這い出して来ること。虫が苦手な方は「え~~ッ」と思われるかもしれませんね。でも、虫たちが地上に出てくると、花が咲いて、その蜜を求めてやってきて、身に着いた花粉を遠くまで運んでくれる。虫より大きな鳥たちの活動も活発になり、自然界がいきいきとしてくるんですね。長い間、雪の下や冷たい大地のなかにいた虫や植物の種子が、太陽の光のもとへ顔を出す。まさに春なんですね。番組では、そんな春の象徴である「花」をテーマにしてお届けします。そして、花といえば、花の都パリ。私が歌うパリの唄、フランスの唄を特集します。ではトップソングは、「パリはミュージシャン」です。
♪~パリはミュージシャン
花の都パリ。だけど、花の都と呼ばれる街はほかにもあります。例えば、イタリアのフィレンツェ。フィレンツェというのは、お花の女神様であるフローラが由来。レオナルド・ダ・ビンチやミケランジェロといった芸術家を生み、ポンテ・ヴェキオや、.ボーボリ庭園、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂などの歴史的建造物、まさに花の都らしい輝きのあるのがフィレンツェですね。一方、パリが花の都と呼ばれるのは、美しい街並み、歴史的な建造物、ルーブル美術館やエッフェル塔、モンパルナス、それに、国を挙げて「芸術」を大切にしていますね。文化の華が咲く都でもあるのがパリなんですね。そんなパリの朝の情景を描いた歌があります。ジャック・デュトロンの「午前5時、パリは目覚める」です。この歌は、日本ではあまり歌われていない歌だと、この歌を翻訳したアルベルト田中さんがおっしゃっていました。そう、アルベルトさんが訳詞してくださった特別な歌。パリの早朝、動き出す街の情景を描いています。その様子がとても素晴らしいと思います。
♪~午前5時、パリは目覚める
さて、次の歌は、さきほど地名が出ましたモンマルトル。そこにあるキャバレー「ムーランルージュ」の唄です。歌にダンス、フレンチカンカン、大道芸などのショーが楽しめ、かつて画家のロートレックが踊り子たちの絵を描いたことでとても有名になった場所ですね。1889年の創業ということですから、日本は明治22年。西郷隆盛さんや、正岡子規さんがいらした時代です。司馬遼太郎さんの小説『坂の上の雲』の時代ですね。「ムーランルージュ」は、老舗の娯楽場という感じでしょうか。21世紀の今は、「フェリエ」という、60人ものアーティストが登場するショーが人気なんだとか。そのショーを、スパークリングワインをいただきながら見る、いいですねえ。ではそのムーランルージュ、「赤い風車」をお聴きください。
♪~赤い風車
さて、パリを離れてフランス南東部の街・リヨンへ旅をしましょう。パリからリヨンまでは、およそ400キロ。大阪と東京の間がおよそ500キロですから、すこし短い距離ですね。東京から400キロといえば、鉄道ならば岐阜県の大垣あたりになるそうですし、大阪から鉄道で400キロは、山梨県甲府あたりだそうです。パリからリヨンへは毎日30本を超える列車が出ています。2時間程度で到着し、列車の料金は1ユーロ185円として、およそ18000円くらいだそうです。フランスの新幹線TGVのゆったりとした座席に座り、窓の外を飛び去って行く風景を眺めながら旅をしたいですね。もちろんちょっとしたスナックでも頂きながら……では、貴志まさみの歌で、「リヨン駅」、お聴きください。
♪~リヨン駅
今夜は花の都パリの歌を集めてお届けしてきました。最後は、花ではなく、霧のパリの唄です。貴志まさみで「パリは霧にぬれて」です。
♪~パリは霧にぬれて
さて、3月22日の日曜日、私のソロライブがあります。場所は、東京新宿にある「シャンパーニュ」というシャンソニエ、シャンソンのLIVEがおこなわれている素敵なお店です。オープンは午後6時で、今回のソロライブは「感謝の花束」というタイトルを、お店のオーナーさんが付けてくれました。また、この「シャンパーニュ」は、オープンして今年で54年目を迎える老舗なんです。日本のシャンソンの歴史とともに歩んでいたお店なんですね。ぜひ3月22日、お時間が合いましたらお越しください。私、貴志まさみの唄と、ピアノはアルベルト田中さん。シャンソンやポップスなど、歌います。







