4月8日㈬ たからづか8丁目35番地「川柳の時間」

4月8日㈬ たからづか8丁目35番地「川柳の時間」

真実に触れず居心地悪い嘘   カッシュママ

 真実を遠巻きにしての会話でしょうか。お天気の事、食べ物の話も尽きて。実のない会話に疲れ切る春のうららの嘘っぽい一日。

手のひらで春が踊るよつくしんぼ   伊藤正美
 手に受ける日差しはきらきらと温かい。手の中でつくしんぼはしゅっとして、ツンとしているが、きっと踊りだしたいに違いない。

転ぶまで気づかなかったその小石   和音
 転んではじめてわかる小石の存在。ちょっぴりの段差、道の穴ボコ。人生のあるある。

満開を待ってましたと春うらら   川端日出夫
 春の到来を待っているのは人間だけではない。桜も咲く時を待っている。桜の満開を、春うららも待っている。かくして春にはみな浮かれる。

草若葉二度目の恋も美しく    徳道かづみ
 生きとし生けるものは皆息を吹き返す春。恋だって!見事に咲かせてやる。あの頃もそうだったように美しく。

孤独には名があるようでここは雨季    高良俊礼
 雨も空も一様に孤独なのだ。こちらは爛漫のど真ん中ですが、それはそれで、きらきらの孤独。春を満喫しています。

家路へと雲も急いで空駆ける    ミサヲ
 帰る家がある。家に帰れる。桜も若葉も青空の雲も大手を広げて待っている。おかえりなさい。

今月の句
見慣れない駅に降り立つプチ旅行    彫科
菜種梅雨 地球が少し重くなる     凪子

能勢の山野草の会に参加しました。椿、野カンゾウ、セイタカアワダチソウなど様々な野草の天ぷらをいただきました。

椿!食べられるんです!

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