涼風真世 アルバム『Fairy』リリース記念トーク＆特典お渡し会
樽井美帆です
９月１１日（日）、タワーレコード梅田NU茶屋町店にて
涼風真世 アルバム『Fairy』リリース記念トーク＆特典お渡し会
が行われました。
この日は、涼風真世さんのお誕生日
そして、涼風さんがゾフィー役で出演されている
ミュージカル『エリザベート』大阪公演初日でした。
かけつけたファンのみなさんの中には、
『エリザベート』観劇帰りの方も大勢いらっしゃいました。
朝はお誕生日だということを覚えていたけれど、
ゾフィーを演じている間に忘れてしまっていたという涼風さん、
幕間休憩時間に出演者のみなさんにお祝いしてもらって
とても感激したそうです。
トークショーで涼風さんが登場すると、
会場から自然と手拍子がおこり、
ファンのみなさんによるハッピーバスデーの合唱が
大感激の涼風さんへお花のプレゼントもありました。
アルバムのタイトル『Fairy』は、
宝塚を退団する時に当時の組長さんが、
『歌の妖精は森に帰っていきます』とごあいさつしてくださったことから
きているそうです。
『今回よみがえりました。
年を重ねましたので、妖精というより妖怪？ハテナ』と涼風さん。
デビュー３５周年という年にアルバムをリリースするお話をいただき
こんなラッキーなことはないなと思われたそうです。
舞台を３５年やってきたので、やってきた曲・歌いたい曲がたくさん！
すごく迷って選んだ１０曲プラス新曲２曲の１２曲が収録されています。
１２曲を一人が歌っているというよりは、
１２人の分身が歌っている感じだそうです。
宝塚時代の歌、Ｊポップ、新曲、
音域がとても広い曲が収録されています。
のどは筋肉なので、のどを鍛え腹筋を鍛え、
ボイストレーニングは、毎日されているそうです。
『るろうに剣心』の剣心の声をアニメで担当していた涼風さん。
宝塚で舞台化された時、宝塚大劇場公演初日を観劇し素晴らしさに感動！
『不殺の誓い』は、剣心が自分の思いを歌っていたので、
これは歌いたいなと思ったそうです。
新曲２曲のうちの１曲『空だけはそこにある』
松井五郎さんの作詞です。
涼風さんは、空の写真を毎日ブログにアップされています。
宝塚にいた時は、山があって大自然がすぐ近くにあった。
東京に出たら山といえば富士山だけ・・・都会だな・・・
そんな時ぱっと見上げたら自然の空だけがそこにあった。
悲しい時は下を向いてしまうが、
１日に１度だけ上を見上げるのもいいんじゃないかな。
空は世界中つながっているし。
そんなお話をしたところ、松井さんが『それが歌になるね』と
歌詞にしてくださったそうです。
涼風さんは、私の心そのものだと思われたそうです。
もう１曲の新曲『眠りの果て』
２０代のころから安全地帯が大好きな涼風さん。
松井五郎さん作詞・玉置浩二さん作曲のコンビが、
涼風さんにとってミュージカル界でいう
クンツェ＆リーバイさんコンビのようなイメージなのだそうです。
ダメもとでお願いしてみたらＯＫいただけて
とっても光栄に思っていますとおっしゃっていました。
完成したＣＤは、１枚１枚に思いがありすぎて
自分の子どもたちが巣立っていくような感じです。
うれしいのと幸せなのと、このＣＤを持って売りに行きたいくらい
大切に思っていらっしゃるそうです。
歌が大好き、歌で表現することが好き、
歌の中に魂を入れることが好きだということを、
今回ＣＤを制作する中であらためて思い、
私の基本は歌からはじまっているのかもしれないと
おっしゃっていました。
レコーディングはすごく楽しかったです！
色んなスタッフがいらして協力していただきました。
ＣＤが完成してみなさんが言ってくださったのが、
『涼風さん、本当に楽しかったです。』という言葉でした。
こちらこそ～！という気持ちでいっぱいです。
生きててよかった。３５年歌を歌ってこれてよかったです！
月組の後輩へのメッセージを求められた涼風さん。
私がですか～！と驚きながらも言葉をじっくり考え、
退団されたばかりの龍真咲さんへ
おつかれさまでした。これからも龍さんらしく頑張ってください。
妖怪より
新トップスター珠城りょうさんへ
おめでとうございます。トップをエンジョイしてください。
楽しんでください。
妖怪より
頑張ってくださいじゃなくて楽しんでくださいですね。
お誕生日を迎えこれからの抱負については、
人生なので楽しいことも悲しいことも、
つらいこともうれしいこともいっぱいあるんですけれども、
このＣＤをリリースできたことが最高の幸せです。
現在・過去・未来、まだまだ私は私らしく
歩き続けていきたいと思いますとお話されました。
特典は、直筆サイン入りオリジナルクリアファイルの手渡し！
泣いている方、見つめている方、
いや～ひや～と言葉にならない声を発する方もいらっしゃいました。
涼風真世さんとファンのみなさんのあたたかいひとときでした。
