月組の宝塚歌劇市民貸切公演は大盛況!
姿 美保子です
11月27日(金)午後2時からの【レビュー・ステイション】は
「宝塚歌劇 市民貸切公演」 リポートをお送りする予定です。
宝塚歌劇の魅力を実感し、「歌劇のまち宝塚」を誇りに思ってもらおうと
宝塚市民や市内に在勤、通学されている方を対象に、宝塚市国際観光協会と
宝塚市による貸切公演が初めて実施されたのは、宝塚歌劇100周年の昨年のことでした。
そして今年、「101年目の宝塚、さらに進化する豪華絢爛な舞台を実感」
として3回目となる貸切公演
月組公演「舞音ーMANON-」 「GOLDEN JAZZ」が
11月21日(土)午前10時45分から大劇場で開催されたのです。
公演ポスターでトップ娘役愛希(まなき)れいかさんが着用していた衣装の
アオザイなどが飾られた華やかなロビーが参加者の皆さんをお出迎え。
会場には 小さなお子さんを交えた家族連れや、御夫婦など
カップルで参加されている方も多く、
「老若男女が楽しめる舞台を」と提唱していた
宝塚歌劇創設者・小林一三氏の思いが反映されているような
なごやかな観劇風景となっていました。
貸切公演の開演に先立ち挨拶に立った中川智子宝塚市長は
第2次世界大戦や阪神淡路大震災の苦難を乗り越え101年目を迎えた
宝塚歌劇団の歴史に触れ、
市民に愛されてこそのタカラヅカ!
来年も再来年皆さんに喜んでもらえる(貸切公演の)一日を設けたいと思います。
と話され、客席は歓迎の拍手に包まれました。
お昼休憩の客席ではお弁当を広げながら楽しい会話もはずんでいるようでしたよ。
今回のショーでは、
キャトルレーブ(オリジナルグッズを扱っているショップ)で売られている
この公演専用のタンバリンを叩いて出演者と一緒に盛り上がる演出があるのですが、
早速買い求められた方が練習をされているのでしょうか、
タンバリンの音もあちらこちらから聞こえていました。
いよいよショーが始まりますと、オープニングから続く見事なパフォーマンスに、
「ふおー!!」という感嘆の声が聞こえてきたり、
「ゴー トゥー ザ ラグジュアリークラブ」という場面では
「絶対、俺たちモテモテ」とノリノリで高級クラブに入ろうとするウエスタンボーイたち
(凪七 瑠海/なぎな・るうみ、紫門ゆりや/しもん、煌月 爽矢/あきづき・さや)三人。
「おことわり!」と職務にかけて何とか阻止しようとする支配人
(星条 海斗/せいじょう・かいと)さんとの大真面目でこっけいな攻防に
場内からは笑いが湧きあがっていました。
また、原始アフリカで生まれたリズムがやがて洗練されたジャズになるまでを
トップ娘役の 愛希れいかさん を中心に圧倒的なダンスパフォーマンスで魅せた
「リズム」という場面では、客席は水を打ったように静まりかえり、
その後割れんばかりの拍手が沸きおこりました。
終演後には
月組トップスター・龍 真咲(りゅう・まさき)さんからのあいさつもあった豪華な3時間。
会場を後にする皆さんが一様に 笑顔を浮かべてらっしゃったのを見て
「宝塚歌劇って、すてきでしょ 楽しいでしょ」と
エフエム宝塚【レビュー・ステイション】で宝塚歌劇の夢と情報をお届けしている
姿美保子としてはちょっぴり鼻高々(?)の市民貸切公演でした。
これをきっかけに宝塚歌劇に興味を持って下さる方が少しでも増えたら嬉しく思います。
フランスの恋愛文学「マノン・レスコー」を原作に、
舞台を20世紀初頭のフランス領インドシナに置き換えて
美しく描きだれたミュージカル「舞音ーMANON-]
まるでディズニー映画のように華やかな舞台に心浮き立ち
原始ジャズの誕生を思わせる様な迫力満点の群舞に圧倒されるショー、
「GOLDEN JAZZ」
公演は12月14日(月)までです。
11月27日(金)午後2時〰放送の番組では
イベント冒頭に
「皆様の笑顔で、私たちの町の誇りである宝塚歌劇を世界に広げて下さい」
と挨拶された中川 智子宝塚市長のお話しなど、
市民貸切公演のもようをお送りする予定です。
11月28日(土)午後3時からは再放送もあります。
お楽しみに チャオ