「おびんずるさま」 -清荒神清澄寺
何だか季節が戻ったみたいな暑い日ですが、皆さん体調崩されたりしていませんか?
玉井順子です!
「とれたて!街角リポート」今週のテーマは「運動・健康」
ということで、阪急清荒神駅から参道を上って約20分、でまずは運動クリア??
伺ったのは清荒神清澄寺です。
そして今週のテーマ「健康」に関係のある清荒神清澄寺の本堂横にいらっしゃいます
「おびんずるさん」について
清荒神清澄寺 執事 森藤 晃正(もりとう こうしょう)さんにお話しを伺いました。
おびんずるさんはお釈迦様のお弟子十六羅漢の一人で明治36年6月に制作されたそうです。
濃いゴールドの様な色をした約50センチほどの鎮座された銅像で、
最大の特徴は触れる仏像だということ。
まず、自分の身体の悪い部分(例えば腰とか膝など)をさすったその手で
おびんずるさんの同じ部分をさすると悪い部分が取り除ける、と言われているそうなんです。
皆さん頭周辺を撫でられている方が多く、中高年の方は膝や腰、肩なども・・・。
インタビュー中にも3~4人の方が御参りに来られて、やはり膝や肩、
中には目を撫でられている方もいました。
私はですね、頭・記憶力が悪いので迷いなく頭を撫でました!?
清荒神清澄寺は、平安時代、宇多天皇が理想の鎮護国家、つまり戦争のない平和な社会
万民豊楽の世界を聞く勅願時の一つとして創建されたそうです。
当時は旧清と呼ばれる山の屋根に清澄寺を、西の谷に鎮守神として三宝荒神社を祀りました。
やがて紆余曲折を越え、清澄寺も西の谷である今の地に再建され現在では、
火の神・かまどの神様として信仰を集められているお寺だそうです。
平和な世界豊かな世の中を求めて・・・。
今の時代とも通じるものがありそうですね?
そんな世の中にするためには、思いやりと感謝の気持ちが大切なのかも知れません。
そういえば、森藤さんがお参りする時の気持ちとして、
感謝の気持ちを持ち、その上で自分自身のお願い事を伝え、叶うように自ら努力をすることで
神様・仏様はお力を貸してくださる、と仰っていました。
いつもお願いばかりしていたので少し反省しないといけないかも・・。
感謝と努力・・ですね~!
緑がいっぱいで、本堂やおびんずるさんの他にも、お願いごとをひとつだけ出来る「一願地蔵尊」など
色々御参りするところも見る所もあります。
気持ちの良いこの季節、皆さん是非お出かけ下さいね!
「今後予定されている行事」
『秋の野点茶会』
日時: 11月19日(日) 10:00~15:00
お茶券1枚300円(お菓子付き)
『納三宝荒神大祭』
日時:12月27日(水)・28日(木) 10:00~大般若転読法要(両日とも)
問い合わせ:0797-86-6641(9:00~17:00)